【準備万端】馬柱からは消えてしまったが、タニノエポレットは、昨年の万葉Sを、53キロで2着。あれから一年経ったかと、なんだか感慨深い感じもするが、10月の復帰戦から6･4着ときて三戦め。ここに照準を定めてきたのは明白だ。

トウカイトリックは、ステイヤーズS3着。さすがに12歳ともなると、二番が利くかどうかの不安も残るものの、3000mの長丁場は、ベテランならではの立ち回り方法がある。

ファイヤーは、さすがにJCは16着と大敗したが、芝そのものが敗因ではない。単穴の資格。

この組み合わせなら、53キロのサイモントルナーレ、50キロのラブラドライトにも惑星の資格。

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【伏兵注意】トウカイトリックは明け12歳になるが、昨年のステイヤーズSは3着と健在ぶりをアピール。万葉Sは08、10年と2度制しており、今年のメンバーならチャンス十分とみる。タニノエポレットは昨年の2着馬。形の上では格上挑戦だが、叩き3走目で好戦可能。サイモントルナーレは3走前にオープン勝ち。少し時計がかかるようなら浮上する。スタミナのあるラブラドライトはハンデ50kgで要注意。スノーストーム、トップカミングを押さえる。

【小波乱】衰えを見せないトウカイトリック。相手関係からここでは上位の存在だ。ながくいい脚を持続できるタニノエポレットが肉薄。グッドカフェは長距離戦では安定している。

　メンバーが小粒なうえに、ハンデ戦で難解なレース。昨年のこのレースの2着馬で、ハンデもその時と同じ53Kで出走できるタニノエポレットを一応、中心と見るが、一筋縄では収まらない感じ。

　トウカイトリックは昨年のこのレースで大敗を喫したが、今年はその点を考慮して、ギリギリまで状態を確かめてから出馬投票された。ならば、当然勝ち負けの実績。

　ラブラドライトは前走、珍しく崩れたが、初めての完全休養後だったし、展開も厳しかった。ここはハナを切れる組み合わせ。オープンでも、こもメンバーで50Kなら粘り込み可能。

　そのほかでは、2400Mのダイオライト記念勝ちがあるようにスタミナ十分のオースミイチバン、休み明けの前走が悪くなかったトップカミング、3走前の丹頂S勝ちがあるサイモントルナーレまで押さえる。