京都芝2200mは追い切り本数の多い併用調教馬に適性が高い舞台ですが、こと、冬開催に関しては「トラックで一杯に追う」という調教に適性が高くなります。

　その理由は開催時期。少しでも雨が降って、馬場が重くなって力がいる馬場だとトラックで一杯に追われているスタミナが重要です。

　Cコースで一杯に追われた◎テーオーレジェンド。この調教タイプで7走前に2着しているので、自身にも適性のある調教タイプです。

1.シェイクザバーレイ
今回：標準多め併用
前回：標準坂路

2.ジリオン
今回：標準坂路
前回：一杯平均トラック

3.オムニバス
今回：標準多め併用
前回：標準トラック

4.プロフェッサー
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

5.サンマルホーム
今回：標準多め併用
前回：標準併用

6.テーオーレジェンド
今回：一杯平均トラック
前回：スパルタ併用

7.ドリームキャプテン
今回：標準併用
前回：標準併用

8.アニマトゥール
今回：標準トラック主体
前回：一杯平均トラック

9.シゲルオオカミザ
今回：標準坂路
前回：障害

10.ダノンシンフォニー
今回：標準多め坂路主体
前回：標準併用

11.ブライテストソード
今回：馬ナリ平均併用
前回：馬ナリ平均併用

12.ライトヴァース
今回：標準多めトラック
前回：馬ナリ平均トラック

13.ステイザコース
今回：急仕上げ坂路
前回：標準多め併用

14.ジューヴルエール
今回：標準多め坂路
前回：標準多め坂路

15.マデイラ
今回：軽目トラック
前回：標準少めトラック主体

16.ジェラルド
今回：標準坂路主体
前回：乗込坂路

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【波乱含み】ダノンシンフォニーを中心視。昇級戦の前走はメンバー最速の末脚で3着と、メドの立つ内容だった。叩いた上積みも見込めV最有力とみる。ジューヴルエールの前走はしぶとく食い下がっていた。平坦の京都で粘り込みを図る。マデイラの前走は休み明けで12kg増だった。叩き2走目で前進を見込む。ステイザコースも素質はクラス上位で、久々でも侮れない。アニマトゥール、ジェラルド、プロフェッサーを押さえる。

【小波乱】ダノンシンフォニーは直線で手前を替えなかった前走でもしぶとさを発揮。休み明け2走目で決め手を生かす。粘り強いオムニバスが前進。ソエが良化したステイザコースも怖い。

　3歳時は弱さがあって使い込めなかったダノンシンフォニーだが、ここにきて体質が強化。中2週のここは休み明けで3着だった前走以上のパフォーマンスを期待して当然。好勝負必至と見る。

　相手が難解だが、シェイクザバーレイの前走は外が断然有利の馬場状態で内を回って掲示板を確保。かなりの大型馬でもあり、間隔を詰めて上積みも見込めるだけに、これを相手の筆頭に。

　そのほかでは、軽い芝に戻るアニマトゥール、休み明けをひと叩きされたライトヴァース、素質あるステイザコース、ブリンカー効果が窺えるジューヴルエール、休み明けの前走でも差のないレースだったマデイラ、決め手あるジェラルドまで手広く流したい。