【33秒2は強烈の一語】デザートオアシスが、ブリンカーを装着して完全復調。京都ダートは[2310]。その時々の勝利で、印象的な時計やラップ、勝ちっぷりを見せてきたが、御影Sはパサパサの良馬場で、1000m通過が58秒8-1200m通過･1分10秒9というHペースを、二番手追走から1分23秒7。

同じ準OPの、ファイナルSのフミノファルコンは、脚抜きのいいやや重で、1000m通過が58秒6-1200m通過が1分10秒8。走破タイム･1分24秒0と比べると、少しだけだが精度が高い。フミノは馬体が絞れることが条件にもなる。

フミノの加速力が今一つなら、御影S･上がり35秒8のワイドバッハ。前走の阪神1400ダート･1分23秒7のコスタアレグレ。

ソラニー、エーシンビートロンの前残りにも一角崩しの資格。

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【小波乱】フミノファルコンの前走は14kg増でも2着を確保。昇級3戦目で今度こそ押し切る。エーシンビートロンも先行してしぶとい。久々も苦にしないタイプだ。ワイドバッハの前走は外を回っての4着で、クラスにメドは立った。休み明けを叩かれたデザートオアシスに、グレイスフルリープ、コスタアレグレ、ソラニーを押さえる。

【順当】フミノファルコンの前走は太め残りに加えて直線で窮屈になる場面が。それでも崩れないのだから地力は高い。上積みが見込める今回はきっちり決める。ミヤジマッキーは直線が平たんな京都に変わり前進。ダートの舞台でオースミイージーが台頭する。

フミノファルコンの前走は除外で延びて太目残り。間隔を詰め、2勝している京都ならひと押しが利きそう。

デザートオアシスは休み明けの前走で2着。ポン使いの利くタイプとはいえ、ブリンカーの効果も大きかったよう。得意の京都コースなら押し切りも。

コスタアレグレの前走は同じ日の準オープンと0秒1差。昇級でも通用しそうだし、ここにきて攻めの動きが良くなっているように、以前より力もつけている。

そのほかでは、得意の条件に戻るワイドバッハ、昇級後も差のないレースを続けているミヤジマッキー、決め手あるヤマノサファイアあたり。