【主役はプリンス】シャイニープリンスが一気差し。NHKマイル･0秒3差の追い込みが、今も印象深い。基本的には1400mがベース。ダート系のパワー型だけに、手応えほどパチンと伸びきれない時があるが、それでも京都金杯は5着。直線がフラットな、適度に踏みならされた今の京都の芝、OP特別なら主役を張れる。

ノーブルジュエリーは、京都牝馬S3着。よく頑張った。ただ、時計の精度と組み合わせは、シャイニーの京都金杯のほうが上。

ニューイヤーC2着のセイルラージにも、同じようなことが当てはまる。

惑星はカオスモス。稽古駈けでは評判の調教横綱だが、それにしてもこの中間は動いた。

サワノパンサー、スピリタスも、突き抜けるまではどうかだが、力量は接近。

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【上位拮抗】セイルラージの前走はうまく立ち回って連を確保。得意の京都でもうひと押し利くか。シャイニープリンスは相手なりに走る。オープン特別なら展開ひとつで上位争い。重賞でも好走実績のあるカオスモスは、長休明け2走目で変わり身に注意。堅実に走るノーブルジュエリーに、スピリタス、ミッキーパンプキン、モグモグパクパクを押さえる。

【小波乱】セイルラージは地道に力をつけておりこのコースとの相性もいい。内枠を利してノーブルジュエリーが力を発揮。ミッキーパンプキンはマイルの舞台なら味が出る。

カオスモスが一変ムード。実力はスワンSを勝ったコパノリチャードとほぼ互角。前走は太目残りで止まったが、今回は坂路で自己ベストをマークし、上積み十分。

シャイニープリンスは京都金杯が一旦先頭に立って見せ場十分。仕掛けるタイミングひとつ。

セイルラージは折り合いがつけばひと脚使えるタイプ。得意の京都なら十分圏内。

スピリタス、ノーブルジュエリー、サワノパンサーにも注意が必要。