07年からいまの条件で実施されるようになった、
もちの木賞。1番人気馬は[1-4-1-1]と悪くない走りを見せているのだが、それでいて全馬均等買い時の回収率は単122%・複70%。1番人気が堅調、という前提で考えると複の70%も低くはなく、難しいレースとなっている。
いまのところこのレースがややこしくなっている理由のひとつが、未勝利組の活躍だ。これまで7回で[6-3-3-22]。もっと良さそうなイメージのある新馬組の[0-1-1-9]に比べてだいぶ良い。一方で前走オープン特別・重賞を走っていた馬の成績は[0-0-3-7]。馬券に絡んだ3頭はいずれも「ダートで勝ち上がり→芝のオープン・重賞に挑戦→案の定通用せず→ダート戻りのここで好走」というパターン。今年はこのオープン組がおらず、500万条件で似た過程を経てきた馬もいない(500万条件組の3頭はいずれも前走もダート)。となると、やはり中心は未勝利組だ。
これまでの未勝利組を見ると「前走も1800m」「前走は先行」というのが良いパターン。今回前走同距離は3頭いるが、うち2頭は前走があまりの大穴だったので、残る◎
シュバリエブランに託す。