【馬優先主義】
愛知杯は、ガス欠を起こす感じで、残り1Fで脚が止まった
スマートレイアー。まだ完成途上の段階ながら、
秋華賞2着と、いっぱいいっぱいに造ってきた反動もあったように思う。馬優先主義というか。一週前の段階では、出否未定となっていたが、最終追い切りは主戦の
武豊が跨り、CWで79秒3-37秒4-12秒9。「これなら」という感触を確認しての4勝目獲りにきた。ちなみに、デビュー戦の1分35秒3は、同日の
桜花賞と0秒3差。その一戦をもってして、GIを意識させた逸材。
夕月特別も、1000m通過が58秒0-マイル通過・1分32秒6という、澱みのない平均ラップの上に立っての1分44秒8。
秋華賞の時計・上がりも、普通に質が高い。
対抗は
ディサイファ。
福島記念、
中山金杯と、正攻法の大きな競馬ではGIIIは押し切れないが、オープン特別の56キロなら、四位のこだわりが結果となる。
ヒストリカルは、
毎日杯勝ち、半兄は
カンパニー。伸びしろのある成長血統を思えば、単穴以下には落としてはいけない馬。
テイエムイナズマのデイリー杯一気に、似たような思いを抱く人もいるのか。オープン特別の1800mなら、
タムロスカイにも連穴の資格。