【1分47秒7】使える脚やスパートのタイミングがマッチする、平坦専門の中距離馬というのがいるが、テイエムレンジャーは小倉1800mを2勝。2月の1分47秒7・上がり34秒4の外一気は、格別印象深い。インに繰り出し、最後は止まってしまったが、前走の福島戦3着にも勝ち負けの予兆あり。差しか先行か。

タイプは異なるけれど、マトリックスコードも平坦に新味を残している。併せ馬ではまだ遅れ気味だが、調教タイムの数値はアップ。叩き三戦、520キロ台に絞れれば逆転も十分。総合タイムは本命のテイエムに見劣るが、ヴィルジニアは2月の日田特別で上がり34秒4で3着。ディレットリーチェは京都マイル・1分33秒5が光る。プリンスダムは台風馬場が千載一遇のチャンス。

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【小波乱】テイエムレンジャーを中心に推す。小倉芝1800m戦は現級勝ちを含め、3戦2勝と得意の舞台。少々馬場が渋っても問題ない。マトリックスコードは相手なりに崩れず走る。少し間隔が開いたが仕上がりは悪くない。ヴィルジニアの前走は着順ほど負けていない。叩き2走目で前進あるのみ。あとはディレットリーチェまで。

【小波乱】マトリックスコードは充電完了。体力が強化されている。プリンセスアスクは先行力がある。上積み十分のヴィルジニアも圏内。

　マトリックスコードはまだ体質が弱いので前走は間隔を詰めたことと硬い馬場が応えたよう。立て直しを図って疲れも取れたし、ソフトな馬場でやれそうなのもいい材料。巻き返しは確実。

　相手は、ひと叩きしたヴィルジニア、小倉得意なテイエムレンジャーが有力だが、プリンセスアスク、ディレットリーチェにも注意。