11R

小倉2歳S

15:35発走 / 芝1200m (右 B) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 小倉 12日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 18頭
本賞金:3000,1200,750,450,300万円
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 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

7

1点 1000円

複勝

7

1点 2400円

3連複

3

-

7

-

17

1点 600円

3連複フォーメーション
1着

3

7

17

2着

10

13

16

18

相手

3

7

10

13

16

17

18

30通り 各200円

井内利彰の見解

 小倉2歳Sで2012年、2013年の優勝馬に共通している調教内容が「最終追い切り場所が栗東坂路で、2F24秒台」というもの。ちなみにマイネルエテルネル(2012年)が24.5秒、ホウライアキコ(2013年)が24.7秒という数字。2頭とも、小倉芝1200mの新馬戦を勝ち上がって、キャリア1戦での出走だったので、坂路調教馬だからといって、レースキャリアが必要なわけではなく、とにかく栗東坂路2Fを2歳馬離れした脚力(スピード)で駆け上がることが重要なのでしょう。

 ◎タムロダイチ   (24.8秒)
 ○オメガタックスマン(24.5秒)
 ▲リッパーザウイン (24.4秒)

 該当したのは、上記の3頭。すべて高い評価の印を打ちましたが、その中でも最上位評価は、◎タムロダイチ西園正都厩舎の勝負調教である、1F12.3秒に該当しており、この客観的な追い切り時計は「1回使って、馬の気合乗りがガラリと変わってきた」という西園正都調教師の主観的なコメントと合致しました。夏開催の小倉芝1200mは、ラスト1Fが最速になるラップを踏んだ方が、好走確率が高いという調教傾向を加味しても、本馬を本命にすることが妥当と判断しました。

 ○オメガタックスマンは栗東坂路4Fの自己ベストを大幅に更新する52.1秒をマーク。追い切りに浜中俊騎手が跨ったことも、速い時計が出た要因だと思いますが、それだけ動ける証明になりますし、それでいて、ラスト1Fも12.4秒なら高い評価ができます。

 ▲リッパーザウィンも栗東坂路4Fの自己ベストを更新。こちらは3F目が11秒台というラップを踏んでおり、それがベスト更新の要因でしょう。ラスト1Fの減速もさほど気にならない、12.5秒という数字ですから、当然、馬券的には評価したいところ。

 △の3頭はフェニックス賞の1着、2着、4着馬。2F24秒台の裏付けがなければ、次に評価したいのは、やはりキャリア。レオパルディナは当日の馬体重と馬場の荒れ具合が好走凡走の鍵になると思いますが、追い切りは手控えたとはいえ、一応やっていますし、印は打ちました。

 ☆スノーエンジェルはいかにも浅見秀一厩舎らしい仕上げ。同厩スギノエンデバーがこのパターンで重賞(北九州記念)を勝っていること、本馬がメンバー最速上がりをマークしている点を考慮すれば、やはり印を打ちたいところです。

1.メイショウマサカゼ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

2.クリノヤクマン
今回:連闘
前回:馬ナリ平均トラック

3.リッパーザウィン
今回:一杯平均坂路
前回:標準坂路

4.ゼンノイザナギ
今回:急仕上げ坂路
前回:標準坂路

5.ダンツメガヒット
今回:標準多め併用
前回:標準多め坂路

6.ロットリー
今回:連闘
前回:標準坂路主体

7.タムロダイチ
今回:標準坂路
前回:一杯平均併用

8.オーミアリス
今回:標準併用
前回:標準トラック主体

9.ヒマラヤテンカ
今回:連闘
前回:標準多めトラック

10.ノーブルルージュ
今回:標準併用
前回:標準坂路

11.タガノアザガル
今回:軽目併用
前回:馬ナリ平均併用

12.タガノヴェルリー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準併用

13.スノーエンジェル
今回:標準坂路
前回:標準併用

14.デイドリーム
今回:軽目坂路
前回:標準少め併用

15.セカンドテーブル
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準トラック

16.レオパルディナ
今回:乗込トラック
前回:軽目トラック

17.オメガタックスマン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

18.クールホタルビ
今回:馬ナリ平均坂路
前回:軽目坂路

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

4

12

13

15

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

13

相手

4

12

15

17

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

12

相手

4

13

15

17

18

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【まずは経験値】本年の小倉2歳Sは、小倉勝ち上がり組に確たる持ち時計を有する馬が不在。若干の危うさもあるが、レオパルディナは、阪神の新馬に続き、小倉のフェニックス賞を連勝。コース経験の利は大きい。道中の折り合いに一瞬戸惑いも見せたが、出遅れを逆手にとり脚質転換にも成功。やや重だけに走破タイムは1分9秒0止まりだったが、レース内容は健やかだった。前走後も小倉に滞在し、直前芝で終い11秒1。テンションも押さえきれている。

逆転があればスノーエンジェル。重馬場だけに時計は1分10秒4ながら、ラスト1Fは11秒5。何か競馬を楽しんでいるような、心身の健康感がいい。タガノヴァルリーも、丁寧なパートン騎乗もあったとはいえ、やや重で中京1200mを1分11秒1。最後はもったまま、後続を0秒3差と振り切っている。

惑星はゼンノイザナギ。前走で前半3F・32秒8というHペースを経験。1分8秒6の時計とキャリアが、ここ一番で威力を発揮。時計は平凡だが、セカンドテーブルは2着に0秒8差。オメガタックスマンは、着差以上の完敗とはいえ、デビュー戦でレオとはクビ差だった。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

16

相手

6

11

13

15

17

5通り 各1600円

3連複軸2頭流し
軸1

6

軸2

16

相手

11

13

15

17

4通り 各500円

須田鷹雄の見解

 小倉2歳Sは、過去10年全馬を均等買いした場合の回収率が単37%・複57%とかなり堅い重賞。予想の手がかりが少なく難しいはずの2歳重賞だが、なぜかファンが予想しやすいレースになっている。また、他の2歳重賞は新馬未勝利を逃げ切ってきた馬の成績が伸びず控える競馬ができる馬が有利なのだが、このレースについてはスピード任せに逃げ切ってきた馬がそのまま通用しやすい形になっている。

 ◎は人気のレオパルディナ。オープン勝ちがあることはもちろんだが、デビュー戦が逃げ、前走が好位と両方の競馬を試している点に好感が持てる。前走の稍重1分9秒0も他馬よりは一枚上という印象だ。

 ◎が堅いので○には人気薄からロットリー。連闘でなければもう少し馬券が売れているはず。しかしこのレース過去10年で15頭いた連闘馬のうち3頭が連対しており(しかも4,6,8番人気)、マイナス要素にはならない。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
8オーミアリス(15人気)
7タムロダイチ(除外人気)
12タガノヴェルリー(5人気)
1メイショウマサカゼ(12人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

7

8

12

12通り 各400円

3連単BOX

1

7

8

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

16

相手

6

12

13

14

15

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

15

相手

6

12

13

14

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

16

2着

18

相手

6

12

13

14

15

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【伏兵注意】2戦2勝のレオパルディナを本命に推す。初戦は逃げ切り勝ちで、前走のフェニックス賞は好位から抜け出して快勝。競馬センスがよく、いずれも着差以上に強い競馬だった。小柄な牝馬だが、中間は小倉に滞在して体調面も不安はない。セカンドテーブルの初戦は5馬身差で楽勝。好位からメンバー最速の末脚を繰り出した。スピードだけでなく追ってからもしっかりしており、斤量54kgでも上位に食い込む。クールホタルビフェニックス賞で2着に逃げ粘り、巻き返しに成功。ここも先行力を生かしたい。スノーエンジェルは早め先頭で4馬身差をつけた初戦を評価。ロットリータガノヴェルリーデイドリームをにも注意を払う。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 若きスピード王決定戦。かつてはその前に「早熟」の二文字がついていた時代がありましたが、近年はそんなことはありません。ここ3年の勝ち馬はエピセアロームマイネルエテルネルホウライアキコと、3歳以降も尻すぼみせずに活躍を続ける馬を輩出するようになりました。夏の2歳Sの中では若干地味な印象がありますが、じつはこのレースも重要性が高まっています。

1.キャリア重視から素質最優先に

 かつてのこのレースは、未勝利戦の勝ち馬かオープン特別を使った馬、すなわちキャリア2戦以上の馬が有利なレースとして知られていました。2005年からの5年間で、新馬戦からの臨戦だった馬の連対は2着が3回あるのみでした。潮目が変わったのが2012年。この年から導入されたエクイターフによって、最終週でも速い時計で競馬が行われるようになったため、小倉2歳Sでも純粋なスピード能力の優劣が問われる側面が強くなりました。2012年以降の2年間は、新馬戦からの直行馬が馬券圏内を独占しています。それらはいずれも、新馬戦でも上位3番人気以内に支持された馬でした。

2.順当決着傾向強まる

 そうなると必然的に、馬券的な波乱の余地は小さくなります。かつては1番人気がアテにならないレースとして有名でしたが、最近4年間では3連対。いずれも1・2番人気によるワンツーでした。

3.小柄な馬は苦戦

 下り坂の小倉芝1200mで行った者勝ちのスピード勝負になると、大きなストライドで走れる馬が優位に立ちます。2012年の1番人気・エーシンセノーテフェニックス賞勝ち馬ですが馬体重は418kg。フェニックス賞からの時計更新ができずに4着に敗退しました。高いレベルのスプリント勝負を想定するなら、ある程度馬格のある馬を選ぶのは自然なことでしょう。

 デイドリームは初戦の馬体重が470kgと馬格に恵まれた牝馬です。筋骨隆々というよりはゆったりとした体形で、スケールの大きさを感じさせます。新馬戦は余裕残しの仕上げ。素質最優先のレースということで、伸びしろの大きそうなこの馬を本命に採ります。

 叩いた上積みが見込める大型馬ということでは、タムロダイチリッパーザウィン。完成度が高い馬では、坂路で古馬並みの脚力を見せているスノーエンジェル。小倉はここに来て馬場が復活しており、好走するためには時計の更新が必須になります。どれだけパフォーマンスを上げられるかが焦点で、前走の成績を絶対視するのは危険です。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

4

11

12

16

17

18

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

17

相手

4

11

12

16

18

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

4

相手

11

12

16

17

18

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】スノーエンジェルは緩急が利く走りができセンス上々。オメガタックスマンも自在性がある。一戦ごとに良化しているゼンノイザナギにも注目。

 小原靖博の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

10

11

12

15

16

17

12通り 各300円

3連単1着流し
1着

4

相手

10

11

12

15

16

17

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

4

相手

10

11

12

15

16

17

30通り 各100円

小原靖博の見解

 ゼンノイザナギを狙ってみたい。まだゲートに不安が残るが、使いつつしっかりしてきたし、1200mなら追われてからいい脚を使える。キャリアの浅い馬たちばかりでハイペース濃厚なので3戦のキャリアと決め手が生きるはず。

 相手は、センスいいレオパルディナ、自在に立ち回れるオメガタックスマンが有力と思えるが、ノーブルルージュタガノアザガルタガノヴェルリーセカンドテーブルも押さえておきたい。

厳選予想 ウマい馬券