11R

札幌2歳S

15:25発走 / 芝1800m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:稍
2回 札幌 5日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 14頭
本賞金:3000,1200,750,450,300万円
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 棟広良隆の予想

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予想印
1リアルキング(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

1

1点 200円

複勝

1

1点 800円

棟広良隆の見解

【お薦め度C】

1番 リアルキング

走破時計の1.51.7は、1週前のコスモス賞<OP特別>から0.5秒差という優秀なもの。デビュー戦ということを考えれば悪くありません。また、『攻めでモタっとしていた』『使って普段の手応えは良くなってきた』と陣営は上積みもシッカリとアピールします。ハナを切って勝った馬が多数いるだけに、控えて競馬が出来るかどうかの課題は大きいですが、このメンバーでも通用する可能性はあります。

◎(お薦め度C)1000円・(お薦め度B)3000円・(お薦め度A)10000円を資金として、明快かつ儲ける競馬にこだわります。

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

12

1点 2000円

馬連流し

12

相手

3

5

6

10

11

13

6通り 各1000円

ワイド

10

-

12

1点 2000円

望田潤の見解

 ペイシャフェリシタアネモネSを逃げ切ったペイシャフェリスの妹で、母父ケープクロスはロッキンジS(英GI・芝8F)に勝ったダンジグ系のマイラー。

 ケープクロスはロジユニヴァースの母父でもあるが、「父中距離(ネオユニヴァーススペシャルウィークハーツクライ)×母父マイラー」の配合形だから、ロジユニやペイシャ姉妹が力強い先行脚質に出たのは順当といえる。

 母はネヴァーベンド≒ボールドリーズン5×5で自身はブサンダ≒コートリーディー6×5、夏の洋芝競馬に向いたパワーの血を重ねていて、ストライドは伸びないが手先のパワーが凄いし、洋芝小回りの中距離ならこのメンバーでもやれる馬だろう。

 母系に入る血がワンアンドオンリーヌーヴォレコルトと重なる部分が多く、遅咲きのハーツクライ産駒にしては3歳春のクラシックロードで活躍できる配合パターンでもある。

 アラバスターレーヴドスカーの牝系らしいしなやかな斬れが武器で、本質は小回りよりも直線の長いコース向きだろう。

 井内利彰の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

6

1点 1400円

複勝

6

1点 3000円

馬連流し

6

相手

1

4

7

8

10

11

13

7通り 各200円

3連複軸1頭流し

6

相手

1

4

7

8

10

11

13

21通り 各200円

井内利彰の見解

 今週の札幌は2日に大雨が降ったようで、4日午後時点での馬場情報で札幌芝コースは稍重。この後も雨が降ったり止んだりの天気が続くようなので、とても速い時計の決着は望めそうにありません。むしろ、過去10年、札幌競馬場で行われた中では2007年に最も近い、時計を要する戦い(07年1分51秒9)になるのではないでしょうか。

 1着 オリエンタルロック(6人気)/標準多めトラック[一杯]
 2着 サブジェクト(1人気)/標準多めトラック[一杯]
 3着 ホウザン(13番人気)/標準トラック[一杯]

 上記は2007年の3着以内馬の調教タイプと最終追い切りの強さ。追い切り本数が多く、そして一杯に追うという「タフさ」が必要になりました。たとえ良馬場発表になったとしても、力が必要な馬場になれば、これらの調教内容が適性をアップすることは間違いありません。

 ◎アラモアナワヒネは中2週の3本追い切りで調教タイプが標準多めトラック。そして、最終追い切りが一杯追い。併せ馬では遅れましたが、外ラチ一杯を回れば当然でしょう。そもそも、前走は追い切り本数が少ない中での完勝。逃げ先行脚質が少ないメンバー構成だけに、番手でレースができれば、直線先頭から押し切れる調教適性をもっています。

1.リアルキング
今回:一杯平均トラック
前回:標準トラック

2.ディーズプラネット
今回:標準トラック
前回:標準多め併用

3.アラバスター
今回:標準トラック
前回:標準トラック

4.クロコスミア
今回:馬ナリ平均トラック
前回:乗込トラック

5.ラヴアンドポップ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準併用

6.アラモアナワヒネ
今回:標準多めトラック
前回:標準少めトラック

7.ペイシャオブマーシ
今回:標準トラック
前回:標準トラック

8.アフターダーク
今回:軽目トラック
前回:標準トラック

9.ネコダンサー
今回:標準多めトラック
前回:連闘

10.プロフェット
今回:標準トラック
前回:標準併用

11.アドマイヤエイカン
今回:急仕上げトラック
前回:標準併用

12.ペイシャフェリシタ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:標準多めトラック

13.スパーキングジョイ
今回:標準多めトラック
前回:標準トラック

14.リッジマン
今回:標準坂路
前回:標準坂路

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

3

5

8

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

10

相手

1

3

5

8

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

11

2着

1

相手

3

5

8

10

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

ハーツクライ産駒はお手の物】アドマイヤエイカンの才能と上積みを買いたい。デビュー戦の追い切りは正味1本。明らかに緩さの目立つ馬体に加え、先手を奪ったにもかかわらず、雁行状態の他馬が気になって心ここにあらずといった幼いレース運び。しかし、スローの上がり勝負とはいえ、粘り気の強い函館の洋芝を11秒4―11秒5で最後は手綱を抑える余裕でフィニッシュ。この中間、短期放牧先のノーザンF空港や、函館・札幌でもうワンランク上の馬体造りへと鍛え込んできた。最終追い切りの芝コース調教では実戦並みの好タイムをマーク。管理するのは須貝師。ハーツクライ産駒の仕上げは、あのジャスタウェイで手の内に入れている。

対抗一番手はプロフェット。函館と札幌の違いはあるものの、新馬戦の3ハロンのレースラップは11秒8―11秒2―11秒2。実に皮膚の薄い、垢抜けた馬体のハービンジャー産駒。母は北海道シリーズで2勝、祖母はトゥザヴィクトリーと、母系も良質だ。滞在競馬なら許容範囲だが、ただし性格は繊細。先手を奪えずモマれた競馬になると、本命馬以上に脆く映る。

一角崩しがあればリアルキング。札幌1800mを1分51秒7で逃げ切り。ラップの精度は対抗馬が上だが、心身のタフさやパワーは、現時点でもトップレベルの大型のキングカメハメハ産駒だ。ラヴアンドポップも、まだ下腹に余裕があり、洋芝適性もかなり高い。しかし、コスモス賞の1分51秒2はまだ、例年の2歳Sの決着タイムには届いていない。ならば洋芝で上がり34秒8の末脚を繰り出したスパーキングジョイも、主役争い十分。アラバスタ―は、時計・ラップにこれはという説得力が乏しい。血統の力でどれだけ上乗せがあるか…。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
ワイド

4

-

13

1点 1600円

3連複フォーメーション
1着

4

2着

3

5

13

相手

2

3

5

10

11

13

12通り 各700円

須田鷹雄の見解

 北海道シリーズは以前と開催カレンダーからして違うので単純にデータを当てはめることはできないのだが、おおざっぱに言って「前走1600m以上でないと苦しい」「前走逃げてきた馬はやや割引」「新馬組>未勝利組で、オープン特別好走組は当然一定の評価が必要」といったところが予想の基準となる。今年は△アドマイヤエイカンや△プロフェットのように前走逃げ切ってきた馬が人気になるというところがポイントだろう。地力のある馬たちなので無視はできないが、違う競馬をしてどうなるかは、やってみないと分からない。

 ◎は控える競馬の経験豊富なクロコスミアとした。勝つイメージまではないのだが、3着に入ってくれればいい。前走コスモス賞は4着だが、当時の2,3着馬は不在。さらに前々の決着で、上がり最速を使ってなお届かなかったのだから仕方ない。

 ○スパーキングジョイも差して勝ってきた点を評価。このレースはサンデーサイレンス系の中でもスタミナ色の強い種牡馬が活躍産駒を出しており、ヴィクトワールピサ産駒もその資格がありそうだ。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
14リッジマン(10人気)
11アドマイヤエイカン(2人気)
6アラモアナワヒネ(11人気)
10プロフェット(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

10

11

14

12通り 各400円

3連単BOX

6

10

11

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

3

4

5

8

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

5

相手

3

4

8

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

3

相手

4

5

8

11

24通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【波乱含み】難解だが、初戦が余裕ある勝利だったプロフェットを主軸に期待。ラヴアンドポップは末脚堅実で今回も首位争いになりそうだ。アラバスターも素質的に互角以上の存在。アドマイヤエイカンも引き続き好勝負が可能だろう。アフターダークは初戦後の上積みが大きそうで連下にマーク。クロコスミアは前崩れの流れなら上位争いに加わってきそうだ。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

3

5

10

13

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

11

相手

1

3

5

10

13

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎アドマイヤエイカンは「ハーツクライ×フレンチデピュティ」という組み合わせ。母ペルヴィアンリリーは不出走馬ながらフサイチエアデール(重賞4勝)の半妹にあたる良血。父の配合的ポイントはノーサードチャンス≒リヴォークト4×5で、たとえば代表産駒ジャスタウェイは5代母がブルーゲイ≒リヴォークト1×2なのでこれを継続している。本馬の母はブルームーンブルーアイドモモ4×4を持ち、この両血脈はリヴォークトの相似な血なので、父の配合的ポイントを強調しており評価できる。

 全兄ダノンハローは中央未勝利に終わったが、弟は新馬戦であっさり勝ち上がり、配合面に由来する資質の高さをしっかり表現している。掻き込みの強いパワフルなフットワークなので、少し時計の掛かる馬場はむしろ歓迎だ。函館の新馬戦は小回りコースだったせいかコーナーで少し手応えが悪くなったが、札幌はコーナーがゆるやかなので走りやすく、コース替わりによる前走からのプラス面も期待できる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年は東京デビューのブライトエンブレム、一昨年は阪神デビューのレッドリヴェールが勝つなどして、近年のこのレースでは本州デビュー組の活躍が目立ちますが、今年は登録馬の大多数が北海道デビューか、前走札幌のオープンを使った馬です。かつてのように「北海道シリーズの2歳戦の総決算」という位置づけのレースになりそうです。

1.前走逃げた馬は割り引き

 札幌芝1800mは基本的に逃げ馬が有利ですが、最終週・Cコースで行われる札幌2歳Sでは様相が異なります。過去5年の当レースにおいて「前走で逃げていた」という馬の成績は[0-1-1-16]。重賞になると多頭数の激戦が必至で、楽なレースにはなりません。事前に控える競馬をマスターしていることが小さくないアドバンテージになるようです。

2.牝馬の台頭が目立つ

 かつてのこのレースは牝馬にとっては難関でしたが、近年では様変わりしています。最近5年間での牝馬の成績は[1-2-2-11]。牡馬が[4-3-3-43]ですから、勝ち切るまでは行かないまでも、連対率と複勝率で牡馬を大きく上回っています。昨年はレッツゴードンキが3着、一昨年はレッドリヴェールが1着と、のちにGIを制する牝馬がこのレースで頭角を現しています。

3.札幌1800はハービンジャーの庭

 この2年間における札幌芝1800mでのハービンジャー産駒は[6-2-2-16]。ディープインパクトを上回ってランキング首位の成績を残しています。馬券圏内に入った馬はすべて5番人気以内で、1番人気に限定すると[4-1-0-0]。穴の妙味は少ないものの、人気馬がきっちり勝ち切っているのが特徴的です。



 今回の人気馬には前走逃げて勝った馬が多いなかで、アラバスターは前走きちんと3番手からの競馬で完勝していることは注目されます。さすがは松田博資調教師、目先の勝利だけではなく先々まで見据えています。時計は平凡ですが、これはレース中に降雨が激しかったため。スピード指数などには表れない部分ですから、惑わされないようにしましょう。ほとんどの産駒がオープンクラスという脅威の繁殖牝馬レーヴドスカーの初孫で、重賞が壁になる可能性は低いと見ます。

 ラヴアンドポップは前哨戦コスモス賞の勝ち馬。洋芝への適性が高そうで、滞在2戦目となる今回は上積みも期待できます。ペイシャフェリシタは距離延長が吉と出て未勝利戦を圧勝。初戦で揉まれる競馬も経験しており、キャリアの豊富さが武器になります。

 アドマイヤエイカンプロフェットアフターダークは新馬を完勝していますが、いずれも逃げての勝利でしたし、相手関係も楽でしたから、今回はクリアーすべき課題が少なくありません。スパーキングジョイの新馬勝ちは辛勝でしたが、上がりが速いレースを後方から差し切った点に価値があり、一概に侮れません。

 川島康孝の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

2

8

10

11

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

8

相手

1

2

10

11

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

11

相手

1

2

8

10

24通り 各100円

川島康孝の見解

 札幌2歳Sの過去10年に、馬券対象となった道営所属馬は3頭。本命馬をリッジマンにすると決めた時、過去の傾向が非常に気になり調べてみた。地方馬だからと言って、全く軽視する必要はない。まずは前走で2着と好走したクローバー賞の分析から。リッチマンがマークした時計は1分29秒5。当日の馬場状態を考慮すると、2歳戦としてはかなり優秀。恵まれたスローペースの逃げで残ったというレースではない。力があってこその2着だろう。デビュー戦の内容から、控えても競馬ができるタイプ。例年に比べ若干手薄と言えるメンバー構成。チャンスはある。

 相手本線はアフターダーク。初戦は2着以下も引き離す完勝劇。素質だけで勝った印象だった。3番手評価はアドマイヤエイカン。こちらもデビュー戦は完勝。血統背景からも、秘める素質は最上位。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

5

8

10

11

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

11

相手

4

5

8

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

5

相手

4

8

10

11

13

30通り 各100円

田沼亨の見解

デビュー戦は時計こそ平凡だったが能力の高さを示した3アラバスターが有力。実戦を経験した効果は大きく集中力も増してきた。再度、同じ舞台で同距離なら主役は譲れない。次位は11アドマイヤエイカン。新馬戦の楽勝ぶりから器は大きくセンスの良さからチャンスは十分。▲は連勝中の5ラヴアンドポップ。先行策から逆転を狙う。

厳選予想 ウマい馬券