【1700ダートで新たな開花】ヒメサクラ、快走激走の予感がビンビン。滞在ローカルの1700ダートは、中央場所の1400ダートとリンクするところ大と、かねがね述べてきたが、三走前の1分23秒2(後続に1秒の大差)、続く銀嶺Sの1分23秒2(2着に0秒6差)という時計とラップ構成は、ともにOP。欅Sは先手を奪われレースにならなかったが、ここは意を決して藤田が先手。

ちなみにオアシスS勝ちのカチューシャも、今の出世は東京1400-1600mの時計がベースだった。ただそのカチューシャは、牝馬の56キロがネック。二番手で砂を被り、斤量が負担になるようだと、エアウルフが代わって台頭。

連れてソロル、ジェベルムーサなどの実力派牡馬がゴール前浮上。

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負！

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

【軸不動】メンバー的にエアウルフの力量が上位で距離延長も問題なさそう。ジェベルムーサは長休明けだが仕上がり良好で差し脚発揮に期待ができる。ソロルは決め手ひと息もブリンカー装着での変わり身に注意。カチューシャは再度の先行策なら残り目がありそうだ。レッドグランザも展開次第で粘り込みが可能。ホーカーテンペストは条件的に微妙だが仕掛けひとつで上位まで。

抜群の手応えで追い出し凌ぎ切ったオアシスS。鞍上の好騎乗も光ったが、カチューシャは確実にパワーアップしている。走破タイムも優秀で、当日の馬場状態を考慮すれば、1分35秒9は、OP特別とすれば上々と言えるものだ。さらにポイントは、5か月ぶりの実戦であった事。少し間隔は空いたが、今回は前走時以上の状態と推測する。この舞台にも実績がある。函館のダート1700Mは4戦1勝2着3回と連対パーフェクトの実績。勝機は十分にある。

相手本線はエアウルフ。終い一手のタイプだけに、流れに左右されてしまう面はあるが、末脚は一級品。前崩れの流れになれば突き抜けるシーンもある。3番手評価はジェベルムーサ。久々のぶん割り引いた評価だが、実績から力は上位。

重賞勝ちがある4ソロルの巻き返しに期待したい。自在に立ち回れるタイプで展開に応じて繰り出す末脚は魅力。うまく仕掛ければ勝機はある。次位は叩いた効果でさらに上積みが見込める11カチューシャ。函館は得意で好走は必至。▲は追い込みタイプだが能力は互角の10ジェベルムーサ。