2015年の春開催に行われた、1600万下の東京ダート1400mは2レース。その3着以内馬の調教タイプを列記すると、
4月25日
鎌倉S
(1着)標準坂路(2着)馬ナリ平均坂路(3着)馬ナリ平均坂路(3着)軽目坂路
※3着同着
5月30日
薫風S
(1着)標準多め坂路(2着)標準少め坂路(3着)馬ナリ平均坂路
鎌倉Sが5番人気、7番人気、1番人気、6番人気。
薫風Sが12番人気、13番人気、15番人気だったように、全く人気のない馬が「坂路調教」の適性で上位に好走しています。また、
鎌倉S2着馬や
薫風S3着馬が『最終追い切り栗東坂路でラスト1Fが最速になるラップ』を踏んでいるので、これに該当すれば、今春の東京ダート1400mへの調教適性は完璧といってよいでしょう。
◎
ランドマーキュリーはどちらのレースにも出走しており、
鎌倉S2着、
薫風S10着。どちらも調教タイプが馬ナリ平均坂路で、ラスト1Fが最速になるラップを踏めていたので、それぞれの着順をどのように判断するか。そこで確認してもらいたいのが、それぞれの最終追い切りでのラップの踏み方。
鎌倉S 15.3秒-13.8秒-13.8秒-13.3秒
薫風S 15.1秒-14.4秒-13.8秒-13.5秒
薫風Sでは2F目のラップが遅く、その分、全体的な時計も遅くなりました。そして、今回の最終追い切りでは、
夏至S 15.2秒-13.5秒-13.0秒-12.8秒
2F目がきっちり13秒台となり、ラスト2Fは
鎌倉S時より速くなりました。
鎌倉Sでは最後の直線競り負けてしまいましたが、今回の攻めた追い切り内容なら、勝ち切ることができると判断しました。
1.
ノウレッジ
今回:標準トラック
前回:乗込坂路主体
2.
プラントハンター
今回:急仕上げトラック
前回:連闘
3.
トーセンラーク
今回:標準少めトラック
前回:標準少めトラック
4.
ランドマーキュリー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:馬ナリ平均坂路
5.
アンズチャン
今回:標準併用
前回:標準少め坂路主体
6.
モンテネオ
今回:標準少め坂路
前回:乗込坂路
7.
タマブラックホール
今回:標準坂路
前回:乗込坂路
8.
ゲマインシャフト
今回:標準併用
前回:標準併用
9.
ゲンパチメジャー
今回:標準トラック
前回:標準トラック
10.
キタサンミカヅキ
今回:一杯平均トラック
前回:標準トラック
11.
リックムファサ
今回:標準坂路
前回:標準併用
12.カーバ
今回:一杯平均坂路
前回:標準坂路
13.
ドリームコンサート
今回:標準坂路
前回:乗込坂路
14.
メイショウゾンビ
今回:軽目トラック
前回:馬ナリ平均トラック
15.
チャーリーブレイヴ
今回:標準トラック主体
前回:標準トラック
16.
デルマネコムスメ
今回:軽目坂路
前回:標準少め坂路