大沼S→
マリーンS→
エルムS。これが毎年、夏の北海道シリーズ、ダート中距離路線の王道ローテーション。今年も7頭が前走
大沼S組となった。その
大沼Sを分析してみる。レースの5ハロン通過が推定60秒4。OP特別の1700M戦。少し速い時計が出る稍重発表の馬場状態を考えればスローに近い流れ。しかし、
ジェベルムーサがマクり気味に進出し、3角では先頭に並びかける展開。先行馬には厳しい流れだった。
これを好位で立ち回り2着に粘ったのが
カチューシャ。強い内容の2着だろう。今回はハンデ戦で敗れた
ジェベルムーサと2kg差。逆転は十分に可能だろう。
あとは別路線組との比較になるが、力は認めても、まず
ソーミラキュラスは1月以来の実戦。
マイネルバイカは小回り1700Mの適性に疑問。1700Mで勝ち鞍こそあるが、
オールブラックスは全5勝の内4勝が1400M戦。距離が微妙。不安要素が少なからずある馬が多く、
カチューシャが勝利をものにする公算が大きいとみた。