【キャプテンに敬礼】キャプテンペリーは、福島1200mで颯爽と新馬勝ち。父は硬質なクロフネ、母系は短距離寄り。新潟2歳Sは5着、2000mの芙蓉Sは3着に終わったものの、OPでも気配は闊達。きんもくせい特別は、頑張ったご褒美になる。

　二の筆頭はマツリダバッハ。正直新馬戦は半信半疑。しかし、成長途上でも中山の急坂でエンジンがかかるあたりが、やはり血統馬。まだ前進する。東京マイルを1分35秒3なら、スクエアフォールドにも立派な単穴の資格あり。ケルフロイデの新馬も、走破タイム以上に中身はしぶとい。カープストリーマー、ガーネットバローズなど、連下は僅差接戦。

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【伏兵注意】カープストリーマーは前走の内容が良好で再度の押し切りに期待。マツリダバッハは初戦後の上積みが大きく連勝が十分可能とみる。キャプテンペリーは堅実に差を詰めるタイプで3番手にマーク。ガーネットバローズの流れ込みにも警戒が必要だ。ケルフロイデは試金石だが展開ひとつで食い込みも。

　芙蓉Sの前半5ハロンのラップは12.7-10.9-13.3-11.5-12.5。1ハロンごとにかなりのバラつきがある。これは緩めたり速くしたりと言う流れで、馬には負担が大きい。これを先行して3着に粘ったのがキャプテンペリー。当日の馬場状態から、2分1秒2と言う勝ち時計を考えると、レースレベル自体も高い。2走前は新潟2歳Sで5着。このメンバーなら力は一枚上とみた。

　相手本線はケルフロイデ。デビュー戦の着差は0秒1だが、レースの印象は完勝と言っていいもの。福島コースもプラスに出る公算大。マツリダバッハは初戦時が余裕残しで勝利。上積み、素質を考えれば連勝してもなんら不思議無い。単穴評価とした。

オープンで好走してきた5キャプテンペリーが有力。折り合いはスムーズで小回りになるのは歓迎。先行策から抜け出すシーンは可能だ。○は決め手ある4ダンツプリウスだ。