【格上主力】競馬新聞の成績欄からは見え辛くなっているが、ベルモントラハイナは当該福島の飯坂温泉特別3着や、初風特別2着など、1000万条件で好成績を残してきた実力馬。北海道シリーズとは違う、福島の芝に替われば反転攻勢十分。

　当面の目標はマズイマズイウマイ。4戦1勝2着1回と、底を見せていないことも確かだが、戦法は逃げ。競馬をシンプルに作ってくれるところが、馬券を買うほうにとってはわかりやすい。久々になるが、スズカブレーンは500万でもトップレベルのところで戦ってきた3歳馬。マルクナッテは、毎回最速に近い上がりで全力投球。脚質は安定しないが、オールパーパスは平坦がいいことは確か。

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【差し注意】混戦のメンバーなら、ベルモントラハイナの地力が上位。マズイマズイウマイは叩き2走目とコース替わりで押し切りが狙える。マルクナッテは差し一手だがハマれば一発が狙えそう。グレンデールはひと押し不足だが流れ込みに警戒してマークしておく。差し脚秘めるオールパーパスが惑星的存在。長休明けも素質あるスズカブレーンが穴。

　このメンバーならマズイマズイウマイが前走と同様、ラクにハナを切れる。その前走の鳥屋野特別は、ゴール直前まで粘ったがコスモドームの強襲にあっての2着。走破タイムの1分9秒1は、当日の馬場状態を考慮しても優秀で、負けて強しの内容だろう。新潟よりさらに前残りが顕著な福島の1200M戦。開幕週の馬場状態という事も加味すれば逃げ切りが描ける。

　相手本線はベルモントラハイナ。今回は間隔を空け立て直しを図ってきた。現級V実績がある実力馬だけに侮れない。グレンデールも現級V実績。さらにこの舞台でのもの。3番手評価とした。

短距離向きの差し馬で能力は上位の8ベルモントラハイナが有力。平坦なら決め脚がフルに引き出せる。対抗は500万では安定勢力の1スズカブレーン。