【距離最適】1200mの距離に戻れば
マキャヴィティが巻き返し。二走前の欅Sもそうだったが、前回の
安芸Sも、好位の内で上手く脚はたまったものの、追い出しての反応が今イチ。1400mは、やはり1ハロン長い。しかし、
安芸Sは良馬場条件下で1200m通過が1分9秒7。自身の走破タイムも1分22秒8と、レース内容は秀逸。57キロの重量に課題を残しているものの、急坂の中山1200ダートを1分10秒前後で準オープン勝ち負けの時計や実績を考慮すれば、平坦コースの新潟なら先行勢の動向を見ながらグイとひと押し。
ペイシャモンシェリとの叩き合いが第一本線。三走前の
春風S・1分10秒5では57キロを背負って現級勝ち、オープンの
京葉Sも2着に奮闘。降級の花のみちSは、勝ち馬の大駈けにあい2着に惜敗したものの、1分9秒7で2着はしっかり確保している。こちらも57・5キロは未知数ながら、平坦替りなら脚色は緩まない。
単穴は
アースゼウス。新潟巧者ぶりは知っていたが、
八海山特別はスタート後11秒8―10秒6―11秒1(3Fは33秒5)という、快ラップを難なく先頭。時計の出やすい不良馬場とはいえ、自身の持ち時計を大きく更新する1分9秒9で駈け抜けている。
ノウレッジは夏至S3着で、このクラスにも目途を立てた。予定していたレースを先週除外され、
ピークの状態を維持できるか、少し不安は残るが、ハンデは56キロだ。2戦2勝の新潟に向け立て直しをはかった
シュトラール。
ドリームコンサート、
テイクファイアもハンデ戦なら連がらみはある。