11R

安田記念

15:40発走 / 芝1600m (左 C) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 東京 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 17頭
本賞金:10000,4000,2500,1500,1000万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

5

1点 3000円

馬連流し

5

相手

2

6

8

9

10

13

16

7通り 各1000円

望田潤の見解

 ミッキーアイルは抑える競馬が板についてきたとはいえ、1200mの高松宮でもうなりながら追走していて、あの行きっぷりで東京マイルを押し切れるのだろうかと考えると正直不安が先立つ。

 とはいえ、ヴィクトリアマイルミナレットが1000m通過56.9で逃げて3着に残ったように、パワーとスピードで押すタイプが東京マイルで下手にタメても斬れ味のある馬にナデ斬られるだけで、パワーとスピードをフルに発揮できるペースをつくって、後続に脚を使わせるしか活路はない。

 浜中は押しも引っ張りもせず、馬の行く気に任せると言っているが、12年3着コスモセンサーが56.8-34.8、11年1着リアルインパクトが57.5-34.5、10年4着トライアンフマーチが56.6-35.3だから、今のミッキーアイルが行く気に任せて行けば57.0-34.5ぐらいで走破することは可能ではないかと思う。

 京王杯SCマイラーズCもダービー卿CTも、前哨戦はいつものように、いやいつも以上に緩いペースで流れただけに、ミッキーアイルが57秒で先行し、4角で持ったままでうなっているようならば、ヴィクトリアマイルと同じような結末が待っているかもしれない。

 ゆるゆるの前哨戦を好走してきた馬よりも、高松宮でうなっていたミッキーアイルの単勝を握りしめてレースを観たい、金曜の夜になってそんな結論に達した。

 井内利彰の予想

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予想印
10フィエロ(2人気)
3ダイワマッジョーレ(8人気)
5ミッキーアイル(4人気)
2ダノンシャーク(5人気)
6モーリス(1人気)
9リアルインパクト(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

10

1点 3000円

3連複軸1頭流し

10

相手

2

3

5

6

9

10通り 各400円

3連単フォーメーション
1着

10

2着

3

相手

1

2

4

5

6

7

8

9

11

12

13

14

15

16

17

15通り 各100円
3連単フォーメーション
1着

10

2着

1

2

4

5

6

7

8

9

11

12

13

14

15

16

17

相手

3

15通り 各100円

井内利彰の見解

 安田記念の調教予想をする上で、頭に入れておかないといけないことは「トラック調教の重要性」。これは2013年安田記念ロードカナロアに◎を打った時に痛感したこと。それまで国内外のスプリントG1を3勝していましたが、マイルでの勝ち鞍はなし(1戦2着1回)。それを不安に思うファンの気持ちが単勝4.0倍という中途半端な支持に表れていたと思います。しかし私は中間にCWでの追い切りを併用したことで距離不安はないとしました。

 実際には、岩田康誠騎手がこれ以上ない騎乗をしたことで、マイルはギリギリとも思えるパフォーマンスでの勝利。勝てば官軍とは、まさにこのことだと思いますが、私の調教予想においても、安田記念で距離適性の壁を超えるアイテム、それが「CWでの追い切り」だと思います。よって、今年の本命も中間にCWでの追い切りを併用している馬と考えていました。

 ◎フィエロは1週前追い切りにCWを利用しているので、この時点から本命候補でしたが、気になっていたのは、昨年と同じローテーションにもかかわらず、追い切り本数が今年の方が少ないこと。前走の反動などがあったから、本数が減ったと推測していましたが、藤原英昭調教師が共同会見で「今日やったからといって、馬の状態が変わるというレベルではない」とコメント。これで本数をやる必要はなかったんだと納得しましたし、最終追い切りの坂路4F51.4秒で自己ベストを更新したのは、最高の状態に仕上がったからこそ出せたスピードなんだと思いました。これについては、ほぼ馬なりの手応えで併せた相手を追い抜いていく調教VTRを見ていただければ、皆さんにもご納得いただけるはずです。

 ○ダイワマッジョーレ京王杯SCのレースを見て「安田記念は絶対狙える」と目星を付けていた馬。その理由として、レース内容はもちろんですが、前走の軽い追い切り内容では走れなくて当然だと思っていたから。案の定、中2週の今回は最終追い切りで坂路4F51.7秒と速い時計をマークしてきました。阪急杯1着時に自己ベストを更新するスピード調教を行っているように、今回の追い切りは本馬にとって勝てる調教。ただ、トラックの併用がないので、最強の2着3着候補だと思います。

 ☆ミッキーアイルはこのレースを勝つための調教ができています。昨年の坂路単一調教から一転して、CWでの追い切りのトラック調教。ただ、坂路での追い切り本数が少なすぎるため、持ち前のスピードがフルに発揮できないデメリットもありそうです。ただ、昨年の調教内容よりは今年の内容の方が断然、調教適性は上です。

 △でも、3連複の買い目に入れたのが、ダノンシャークリアルインパクトモーリス。まず、最終追い切りの併せ馬で先着は安田記念にとって非常に重要な追い切りファクターなので、これに該当した2頭を評価。モーリスは遅れましたが、調教タイプが併用。これを評価しました。

 馬券的には◎の単勝と◎から印を打った馬への3連複が基本。ただ、○の馬券的妙味もかなり感じているので、◎から○を軸にした3連単フォーメーションの総流しという荒技を使わせていただきました。

1.サンライズメジャー
今回:馬ナリ平均坂路
前回:標準少め坂路

2.ダノンシャーク
今回:標準坂路
前回:標準坂路

3.ダイワマッジョーレ
今回:標準坂路
前回:馬ナリ平均坂路

4.メイショウマンボ
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

5.ミッキーアイル
今回:標準トラック
前回:標準多め併用

6.モーリス
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均トラック主体

7.サクラゴスペル
今回:馬ナリ平均併用
前回:馬ナリ平均併用

8.レッドアリオン
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

9.リアルインパクト
今回:軽目トラック主体
前回:海外

10.フィエロ
今回:標準坂路主体
前回:標準併用

11.ブレイズアトレイル
今回:スパルタ併用
前回:一杯平均坂路主体

12.クラレント
今回:標準多め坂路
前回:標準坂路

13.ヴァンセンヌ
今回:標準多め坂路
前回:標準少め坂路

14.サトノギャラント
今回:標準併用
前回:乗込併用

15.ケイアイエレガント
今回:標準坂路
前回:標準併用

16.カレンブラックヒル
今回:標準坂路
前回:標準多め坂路

17.エキストラエンド
今回:標準多め併用
前回:標準多め併用

 山崎エリカの予想

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予想印
1サンライズメジャー(10人気)
10フィエロ(2人気)
6モーリス(1人気)
2ダノンシャーク(5人気)
3ダイワマッジョーレ(8人気)
9リアルインパクト(6人気)
12クラレント(12人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

1

1点 5000円

馬連

1

-

10

1点 2000円

馬連

1

-

6

1点 1500円

馬連

1

-

2

1点 300円

馬連

1

-

3

1点 200円

馬連流し

1

相手

9

12

2通り 各500円

山崎エリカの見解

 安田記念と言えば、ハイペースが定番のレースで、過去10年を振り返ってもスローペースだった年は一度もありません。よく“東京マイルは簡単には逃げ切れない”という格言のようなものを耳にしますが、これは秋の京都・マイルCSは逃げ馬が連対することもしばしばあるのに対して、安田記念では逃げ、先行馬が綺麗に崩れるからこそ生まれた言葉でもあります。

 確かに昨年の安田記念も、不良馬場にして1F平均ほぼ12秒のかなりの消耗戦で破竹の5連勝でNHKマイルCを制し、3歳マイル路線の頂点に立ったはずの逃げ馬ミッキーアイルが16着に惨敗しました。あのペースでは古馬トップクラスの逃げ馬でも粘れるはずもなく、しかたがない結果でした。

 しかし、今年はというと、ハイペースになる要素があまりないのです。その理由は、下記の5つです。

 (1)基本ベースが例年以上の高速馬場で前が簡単には止まらない状況にあること。
 (2)本日、土曜日はやや時計が掛かっていたものの、明日は馬場回復化。これにより騎手は様子を探りながらの騎乗となるために、仕掛け遅れが発生しやすいこと。
 (3)今年は安田記念の前哨戦が全てスローペースで、その流れで勝ち負けした馬たちが、あえてハイペースにしてギャンブルを打つ必要性がないこと。
 (4)テンがそれほど早くない、中距離戦の逃げ馬カレンブラックヒルが外枠に入ったこと。
 (5)カレンブラックに応戦できるミッキーアイルが内枠を引いたものの、昨年の安田記念の大惨敗をきっかけに、位置取りを後ろに意識していること。

 ここまで条件が揃うと、G1の舞台なので完全なスローペースとまではいかずとも、これまでよりもスローよりの流れになるはず。平均ペースの前提だと、この路線は買うべき馬が絞り切れないので、ここは安田記念史上初のスローペースが誕生するという前提で馬券を組み立てます。

 ◎は前走マイラーズCでは直線でいったん後続を引き離しながらも2着に敗れたサンライズメジャーです。今年のマイラーズCは超スローペースだったために、サンライズメジャーの逃げての2着はペースに恵まれたフロックといういう評価のようで、あまり人気がありません。しかし、近5走の成績を見るとすべて3着以内、それも勝ち馬から僅かな差のレースを繰り返しているように、ここにきての充実ぶりは侮れないものがあります。

 今回はコースロスなく立ち回れる最内枠。前走は確かに恵まれた面があったことは否定できませんが、今回のレースでも再度とても恵まれてしまいそうな枠順を引き当てました。このあたりは京都新聞杯でコースロスなく立ち回れたサトノラーゼンが、続く日本ダービーでもコースロスなく立ち回り、2着した流れに良く似ています。今回は差し脚自慢の馬が多い状況ゆえに、サンライズメジャーの自在性は有利な展開を引き込みやすいでしょう。

 ○は昨年のマイルCSでは勝ちに行った分だけ勝ち馬に差されて2着惜敗となってしまいましたが、能力は十分G1級のものがあると評価できるフィエロ。前走のマイラーズCではコースロスを最小限に抑えるために内を突いたのですが、結果的に直線でやや追い辛くなってしまい、完全燃焼できない結果となりました。今回はひと叩きされての東京コース、真価が問われる一戦となります。

 ▲は今年に入ってから3連勝、前走のダービー卿CTで重賞初制覇を飾ったモーリス。特に前走の内容は破格で、ラスト1F10秒台のラップを刻み、後続に3馬身以上の差をつけて圧勝でした。PP指数も優秀で、前走はまさにG1級の走りだったと言えます。

 前走であれだけ派手なレースをしてしまっただけに、レース後はさすがに疲労がかなり出たと思われますが、レース間隔を約2ヵ月開けたことにより、それなりに疲労は取れたのではないかと推測されます。しかし、前走のような直線一気のレースぶりでは、展開に大きく左右されてしまうので全幅の信頼は置き辛いもの。王者不在のマイル路線に終止符を打って欲しいという願いもありますが、死角もあるわりに配当があまりつかないので狙い下げました。

 古澤秀和の予想

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予想印
13ヴァンセンヌ(3人気)
17エキストラエンド(16人気)
9リアルインパクト(6人気)
3ダイワマッジョーレ(8人気)
6モーリス(1人気)
10フィエロ(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

13

1点 3000円

複勝

13

1点 7000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

9番:好仕上がり。
13番:トモ素晴らしい。勝ち負け。
17番:デキ良く馬場も合いそう。

好配当連発 netkeiba関東本紙の予想

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netkeiba関東本紙

予想印
6モーリス(1人気)
10フィエロ(2人気)
13ヴァンセンヌ(3人気)
5ミッキーアイル(4人気)
2ダノンシャーク(5人気)
9リアルインパクト(6人気)
14サトノギャラント(14人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

5

9

10

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

10

相手

2

5

9

13

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

13

相手

2

5

9

10

14

30通り 各100円

netkeiba関東本紙の見解

【混戦】モーリスは転厩から3連勝で内容も秀逸。G1も58kgも初だが大型馬で充実も示しており突破できると見る。フィエロは昨年のマイルCS2着馬。前走は狭いところに入って不完全燃焼で広いコースで末脚全開。上がり馬ヴァンセンヌも前走以上で期待が持てる。ミッキーアイルも力量十分。昨年のマイルCSダノンシャークも仕上がり良く、サトノギャラントリアルインパクトなども差はない。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
6モーリス(1人気)
9リアルインパクト(6人気)
5ミッキーアイル(4人気)
2ダノンシャーク(5人気)
3ダイワマッジョーレ(8人気)
10フィエロ(2人気)
13ヴァンセンヌ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

6

相手

2

3

5

9

10

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

9

相手

2

3

5

10

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

6

2着

5

相手

2

3

9

10

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

モーリス来た-】京都1400mをレコ勝ちデビューした時から、将来はマイルの頂点・GIを目指せる逸材だと睨んでいたモーリス。2-3歳時は、まずは皐月賞ありき。中距離路線を使った疲労と反動で体調を崩してしまったが、復帰戦の若潮賞の走破タイム・1分33秒7は、一週前のニューイヤーS(OP特別)より0秒2も速く、続くスピカSはレースの上がりを0秒9上回る加速ラップで一気差し。そして、極めつけは前回のダービー卿CT。前半1000mは58秒0のスロー。上がりに比重の高い瞬発力勝負にせよ、11秒6-11秒7-10秒9(3Fは34秒2)というレースラップを1秒2も上回る33秒0。中山の急坂をラスト1F・10秒9という「目に見える数字」で突き抜けたマイラーは、歴史上でも稀。経験のない58キロがどうか。右回りの中山では一瞬の脚が生きるが、左回りのダラダラ坂の東京では却って切れ味を削がれるタイプもたまにいる。ただ、それを割り引いても◎の魅力のほうが勝っている。

当面の敵はリアルインパクト。脚部不安に泣きリタイア寸前に追い込まれたことも幾度かあったが、昨秋の11月のキャピタルSで、6着に敗れたものの、安田記念の覇者(4年前)たる馬体に二度惚れ。阪神C、オーストラリアGI遠征の戦績通りの評価でいい。脚元の状態や仕上げのさじ加減も堀師は見知っている。

単穴はミッキーアイル。1200mの高松宮記念は折り合えたが、1600mで同じように脚がたまるかどうか。GIマイルで勝ち負けするにはまだ戦法や脚質が固まってはいないが、4歳馬には若さ--良馬場ならたぶん1分31秒台前半の時計と瞬発力勝負に対応できる若さと伸びしろがある。

ダノンシャークは、6歳秋にマイルCSで待望のGIウィナー入りの仲間入りを果たした。一昨年の安田記念を1分31秒6で3着、昨年は4着。フラットコースの京都マイルと異なり、持久力も問われる東京は脚の使いどころが難しいが、まず大崩は考えにくい。フィエロは、マイルCSをハナ差2着と好戦。GIマイラーの座が視界に入ってきた。ヴァンセンヌは、重馬場はドンと来い。そして京王杯SCでは上がり32秒7を駆使。良馬場の切れ味勝負にもメドが立った。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

9

相手

2

10

2通り 各500円

3連複フォーメーション
1着

9

2着

2

5

10

相手

1

2

5

6

10

13

16

15通り 各600円

須田鷹雄の見解

 前売りではモーリスが1番人気。この原稿を書いている時点ではそれほど極端にかぶっているわけでもないのでモーリスでよかったかな……という気がしなくもないが、マイル路線は新キャラクター登場よりも、既存勢力のリピート好走が多い分野。安田記念でも、同年か前年にGIで連対している馬がほぼ毎年馬券に絡んでおり、今回もそのタイプを中心に馬券を構成していきたい。

 ◎はリアルインパクト。○▲☆もここ一年のGI連対馬なのだが、◎は海外での好走だけにファンが直接その目で見ておらず、人気も伸びにくい。ただもともと東京は得意コースだし、前走・前々走は斤量の恩恵なしに敵地GIで好走してきたもの。海外帰りを心配する声もあるだろうが「海外帰り」の成績は、遠征ブーム初期に比べて明らかに向上している。ここは◎が3着でもモーリスが勝っても対応できるように、3連複中心に馬券を構成する。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
10フィエロ(2人気)
6モーリス(1人気)
16カレンブラックヒル(9人気)
15ケイアイエレガント(11人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

6

10

15

16

12通り 各400円

3連単BOX

6

10

15

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

 栗山求の予想

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予想印
13ヴァンセンヌ(3人気)
6モーリス(1人気)
10フィエロ(2人気)
2ダノンシャーク(5人気)
5ミッキーアイル(4人気)
9リアルインパクト(6人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

5

6

9

10

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

5

6

9

10

60通り 各100円

栗山求の見解

 ◎ヴァンセンヌは「ディープインパクト×ニホンピロウイナー」という組み合わせ。母フラワーパークは現役時代に高松宮杯(G1)とスプリンターズS(G1)を制し、JRA賞最優秀短距離馬に選ばれた名スプリンター。ハイペリカム≒チャイナロック6×4、ハイペリカム≒オリオール6×6が同時に生じる配合は高く評価できる。ハイペリオンをベースとした底力の上に、フラワーパークのスピードとディープインパクトの瞬発力が加わり、高い資質を備えたマイラーとなった。たとえばトニービンがそうであるように、ハイペリオン的な資質を強く受けた馬はごまかしのきかないタフなコースで強く、総じて長い直線と坂がある東京コースを得意とする。

 本馬も東京では3戦2勝(2着1回)と連を外しておらず、マイル戦に限れば2戦2勝。二度にわたる故障で戦線離脱していた期間が長かったため、6歳馬ながらキャリアは12戦と少なく、成長力豊かな血統なのでまだまだ伸びしろが期待できる。マイルの持ち時計は遅いものの、高速馬場で競馬をしていないだけで時計は大幅に詰められる。血統的に東京芝1600mのスピード&底力勝負は望むところ。中団で折り合うことができれば勝ち負けに持ち込めるだろう。

 奥田隆一郎の予想

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予想印
9リアルインパクト(6人気)
2ダノンシャーク(5人気)
13ヴァンセンヌ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

9

1点 2500円

馬連BOX

2

9

13

3通り 各2500円

奥田隆一郎の見解

 ◎リアルインパクトは、2011年安田記念を3歳ながら9人気で勝利した。安田記念はリピーター(過去の3着以内馬の再激走)が多いレースであり、最近はグランプリボス(12年2着→昨年16人気2着)、ショウナンマイティ(13年2着→昨年10人気3着)、ストロングリターン(11年2着→12年1着)が激走している。また、◎は安田記念の他に、直結コース阪神芝1400mの阪神カップ(G2)を2年連続で勝利した。直結+同コースの重賞を制し、コース適性が非常に高い。

 ▲ヴァンセンヌは昨秋から4連勝して本格化、その中に東京芝1600mの1000万特別と東京新聞杯(G3)の勝利が含まれる。▲は後方から末脚を活かす競馬をするため、直線が長くて広い東京芝コースに向いている。前走は直結コース東京芝1400mの京王杯SC(G2)を差して2着に激走。距離的に前走の1400mより今回の1600mの方が合うため、マイルに距離を延ばして前走以上の好勝負を期待する。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
9リアルインパクト(6人気)
5ミッキーアイル(4人気)
6モーリス(1人気)
13ヴァンセンヌ(3人気)
2ダノンシャーク(5人気)
7サクラゴスペル(13人気)
10フィエロ(2人気)

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春のチャンピオンマイラー決定戦。例年ならば外国馬の参戦があるのが普通ですが、今年はひさしぶりに日本馬のみで行われます。これはじつに12年ぶりのことです。

 ジャスタウェイロードカナロアという絶対的な存在が抜けて、現在のマイル路線は群雄割拠という状況。今年の安田記念では、新興勢力からベテランまで、チャンスがある馬の数は五指に余ります。何が一番強いのかという戦力の見極めはもちろんですが、どういう馬を狙うべきなのかという方針の策定もまた同様に重要になるでしょう。

1.スピードレースの傾向が強まる

 東京芝1600mではスピードだけでなくスタミナも要求されるので、2000mを勝ち負けできるようなタイプが有利…、というようなことが言われていた時期もありましたが、近年では様変わりしています。不良馬場の昨年をのぞく2011?2013年は、芝1600m以下のレースからここへきた馬が勝ち、2着も2頭が距離延長でした。高速決着に対応するためには、より短い距離でも活躍できるようなスピード能力が重要になります。

2.数少ない58kg重賞

 安田記念では、古馬の牡馬は58kgを背負います。秋のマイルチャンピオンシップは57kgであるように、最近ではGIでも57kgが一般的で、定量が58kgになるレースは他には春秋の天皇賞と宝塚記念があるくらいです。背負い慣れない58kgに余力が削られてしまう可能性があるので、「58kg実績」を調べておくことをおすすめします。

3.ベテランが輝くリピーターレース

 前記の通り数少ない58kg戦であることと関係があるのかもしれませんが、このレースでは過去に好走歴のあるベテランのリピーター好走が目立ちます。グランプリボスは2012年と2014年に2着、ショウナンマイティは2013年が2着で2014年が3着。両馬とも2度めの好走は人気薄でしたから、近況が悪くても実績あるベテランには敬意を払う必要があります。

 リアルインパクトは2011年のこのレースを3歳で制した天才マイラー。以降スランプが続いていましたが、ここに来て完全に勢いを取り戻しました。オーストラリアのGIジョージライダーS(芝1500m)勝ちは59kgを背負ってのもの。重い斤量のレースのほうが実力を発揮できる馬ですし、阪神C連覇が示す通りスピードも充分。4年の間隔をおいて再度の安田記念制覇が現実味を帯びてきました。

 ミッキーアイル高松宮記念3着からの直行。距離が延びるのはもちろん歓迎ですし、好位差しを身につけた今ならば大敗した昨年の悪夢を払拭する可能性は高いと思われます。なお58kgでは阪急杯で微差2着があります。モーリスは堀厩舎に転厩してから破竹の3連勝。素質が開花して勢いに乗ってGIに挑みます。3kgの斤量増、出遅れ癖など超えるべき課題も少なくありませんが、それらを問題にしないかもと思わせてしまうほど末脚は破壊力抜群です。

 ヴァンセンヌ京王杯SCでは距離が短かったようで連勝が止まりましたが、短距離戦の忙しい流れを経験できたことは今回に繋がるでしょう。ダノンシャークは昨年のマイルチャンピオンシップの勝ち馬で、安田記念でもこれまで3、4着。58kgでの経験も豊富です。

 サクラゴスペル京王杯SCの勝ち馬。安田記念では一昨年に5着していますが、当時よりあきらかにパワーアップしています。ラピスラズリSなどで2回連対しているように58kgも苦にしません。フィエロは高速馬場を得意としていて今回の条件はぴったり。前走は不運が重なり3着に敗れましたが、状態面に不安はなく、昨秋のマイルチャンピオンシップ2着の実力に陰りは見られません。

 小原靖博の予想

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予想印
10フィエロ(2人気)
13ヴァンセンヌ(3人気)
6モーリス(1人気)
1サンライズメジャー(10人気)
2ダノンシャーク(5人気)
5ミッキーアイル(4人気)
8レッドアリオン(7人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

1

2

5

6

8

13

12通り 各300円

3連単1着流し
1着

10

相手

1

2

5

6

8

13

30通り 各100円

3連単2着流し
2着

10

相手

1

2

5

6

8

13

30通り 各100円

小原靖博の見解

 フィエロは、復帰戦のマイラーズCで3着。スローペースで上がりの速い流れの中、直線で詰まるロスがあったことを考えるともったいなかったが、力は十分に示した。ひと叩きして馬体が研ぎ澄まされ、動きも一段と良化。このメンバーでも捌きひとつ。

 相手は、連勝こそ止まったものの、決め手に磨きがかかってきたヴァンセンヌ、グングン力をつけているモーリスが有力だが、サンライズメジャーダノンシャークミッキーアイルレッドアリオンも押さえておきたい。

 森山大地の予想

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予想印
5ミッキーアイル(4人気)
6モーリス(1人気)
9リアルインパクト(6人気)
2ダノンシャーク(5人気)
10フィエロ(2人気)
13ヴァンセンヌ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

5

相手

2

6

9

10

13

5通り 各1000円

3連複軸1頭流し

5

相手

2

6

9

10

13

10通り 各500円

森山大地の見解

Cコースに替わってから、というよりはこの東京開催は基本的に先行馬有利、内有利な馬場。もちろん、展開や馬場状態でこの傾向は大きく変わるが、基本としておさえておきたい。

金曜の午後から雨で土曜日、日曜日ともにぐずついた天気予報。これではパンパンの良馬場は望めない。できるだけ前で流れに乗れる馬、もしくは内枠、また東京に実績があり、なおかつ晴雨兼用のスピードとパワーがある馬。

ここまで条件を絞って考えると本命にはミッキーアイルが浮上。もちろん、モーリスフィエロヴァンセンヌの決め手は脅威だが、控える競馬を覚えて、オークスを制したオーナーとジョッキーのコンビとなれば、もう一丁があってもいいのではないか。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

2

3

5

6

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

10

相手

2

3

5

6

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

2

相手

3

5

6

9

10

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

12番人気だったヴィクトリアマイルでは「指数では一発を匂わすレベル」として△を打ったケイアイエレガント。その同距離コースで117だった前走の指数が加わってここでは平均値もトップクラスになった。前走をフロック視され今回も人気薄だが狙い目十分。軸◎ケイアイエレガントで勝負だ。対抗に平均値トップ○フィエロ。平均値3位かつ距離コース指数1位120の▲ダノンシャーク。同116☆ダイワマッジョーレという順の評価。以下△もレベル十分。荒れるほうに張る。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

10

相手

2

3

6

8

13

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

2

相手

3

6

8

13

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

10

2着

6

相手

2

3

8

13

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

叩いた効果で一段と力強くなってきた10フィエロが主役に躍り出る!昨年8着は極悪馬場が敗因。2度目のチャレンジになるが良で末脚がフルに引き出せそうなら念願のGI奪取は可能だ。次位は放牧明けだが雰囲気がいい2ダノンシャーク。GI馬の底力は侮れない。▲は転厩後、3連勝と勢いに乗るモーリス。強敵メンバーにどこまで通用するか注目したい。動画内で穴馬候補に推した8レッドアリオンは☆。5ミッキーアイルは無印。

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