【上がり11秒9】走破タイムは1分40秒0ながら、レースの上がりは12秒5―12秒0―11秒9。
ストロングバローズは、芝に換算すれば10秒台という、桁違いの脚力で新馬をパンチアウト。若さ丸出しの、ちょっと乱暴者だが、ゴール板をすぎても、いっこうに脚色が衰えない脚力も、見様によっては器の大きさ。鞍上はムーア。一昨年は
アジアエクスプレス、昨年は
ブルドッグボスで、オキザリス賞を連勝しているが、ムーアがいる風景が今年もやってきたんだなぁ。
対抗一番手は
オーマイガイ。デビュー戦は、1000m通過・1分0秒1という厳しいラップを踏み、デビュー戦の京都1400ダートを1分25秒2で突破。少なくとも同時期の500万・
なでしこ賞よりレベルは高い。9月の新馬からひと息入ったぶん、惑星としたが、
ヴェンジェンスの1分26秒3は、坂コースの阪神だけに、京都デビュー組の〇と同等くらいに内容は濃い。
少し記憶から遠のいているが、
マイネルバサラの東京1400ダートの直一気は、レースの上がりが14秒1とバタバタだったにせよ、1分26秒6という時計も含めインパクトの強い新馬戦だった。ローテはハードだが、
トッコディルーチェは前走1分25秒9のタフな外人。不良馬場だけに時計評価が難しいが、イザの1分25秒5と勝ちっぷりも連下には評価。