【叩き一変】
シンボリタピットの資質に今一度注目。2月の東京マイル・1分34秒9は、同時期の古馬1000万とほぼ互角。その次点で現級突破はだいたい見えていた。
六社特別は久々で重目、道中ムキになって先団を追い、残り100m近辺で失速してしまったが、叩き二戦目、ガス抜きを完了。折り合いやすい1F短縮も好材料となる。
パワー馬場の
なずな賞で2着、小刻みなフットワークのタピット産駒だけに、重馬場もある程度はこなす。
逆転があれば
ビヨンジオール。
国立特別は1000m通過が1分0秒1というスロー。追い込み馬にとっては、いつにも増してキツイ流れとなったが、メンバー中第二位の32秒9の末脚は披露。東京7Fは同馬にとっては紛れが少ないコースだ。単穴には
コスモドームを抜擢。7F延長で再度同じ脚が使えるかとなると微妙だが、
鳥屋野特別のゴボウ抜きは実に印象深く、上がり33秒9も時計一つ桁が違っていた。
57キロだと突き抜けるまではどうかだが、
マイネルディアベルは
神奈川新聞杯僅差の4着でブリンカー効果を確認。
スマートプラネットは、当該コース2着2回も含め、左回りの7Fに限れば〔2200〕というスペシャリストだ。ハンデ戦なら
イッテツ。
エスユーハリケーンも、前走がやけに強かった。