【意欲的】
グレイスフルリープの前走鮮やか。グリーンチャンネルCは、1000m通過が58秒8―1200m通過・1分10秒6というミドルを、難なくさばいての1分23秒0。534キロの造りもきっと正解、中間の攻めも意欲満々、1キロ増の57キロで勝ち負けの計算が成り立つ好内容だった。
ハンデ戦の追い比べ、ゴール前二の筆頭に浮上するのは
キクノストーム。追い込み一手で気配は地味。しかし、OPベースの1400mで、1分22秒台の時計決着も辞さず。グリーンチャンネルCの上がり35秒2もそうだが、よく見ると常に自分の能力だけは脚を使って全力投球。あきらめずにしっかりと追えば今野にも馬にもご褒美がくる。
割って入れば
カジキ。前走は「カラ馬に絡まれてしまった」と言っているようだが、二走前の花のみちSの前後半は34秒6―34秒9。この
バランスの良さなら、東京1400ダートでも逃げ残り有望だろう。
北海道帰りでマークは薄いが、乱戦になれば1700ダートで鍛えられてきた
ヒラボクプリンス。
ラヴィアンクレールは、当コースに1分23秒5・3着がある。連穴は
エーシントップ。一昨年の同レースの奮闘を、T・
ベリーのムチで呼び起こすか。