【相手探し】
シルバーステートで断然。新馬戦は熱発や重馬場の影響もあったのだろう。2着と惜敗したが、二戦目でガラリ一変、同じ中京マイルを一気に5秒2短縮。中京2歳マイルの記録はサンプル数少ないが、従来の数字1秒1塗り替えるレコードで馬なり大楽勝。派手さこそないが、四肢の形、手返しの
バランスは圧巻。近親は
シックスセンス、半姉は米GI馬、血統的地盤も整っている。3か月振りの実戦となるが、一週前はOP馬
フィエロを相手に楽々と0秒6先着。藤原英厩舎の調教は前半軽め、終い重点とはいえ、上がり11秒5の切れは出色。ひと回り大きくパワフルになって秋を迎えることができそうだ。
さて、問題は相手探し。高速・フラットコースの京都2000mとあれば、二の筆頭は小倉1800m新馬勝ちの
パールフューチャー。兄は重賞馬
メイショウナルト。タフなCWの追い切りを見ると、骨格ばかりが目立ったデビュー戦より明らかに
パワーアップしている。
ラハトケレブは小倉2000mをレコ勝ち。レコードの数字自体を思うと、手放しで褒めてはあげられないけれど、我慢強さとキャリアは2歳の今は武器となる。
札幌洋芝経由の
ジョルジュサンク、
グローリーミストは、高速適性が微妙なぶん、その下に置いた。