【さらにビッグ】ビッグアーサーで断然。三走前の八代特別・1分7秒9の時点で準OPレベルの時計をマーク。続く岡崎特別も、時系列によって若干の馬場差はあるものの、高松宮記念と0秒1差の1分8秒6。上がりは33秒9という鋭さだった。淀屋橋Sは、苦労してのクビ差勝ち。ちょうど疲れのたまる頃かなとも思っていたが、落鉄の影響もあったようだ。ガス抜きをはたし、据え置きの準OP。まだ連勝は途切れない。

フォーエバーモアは、クイーンC優勝馬。しかし、マイルよりは1400m、1400mよりは1200mに短縮すべき馬だと思っていたが、今回がそのチャンス。

一角崩しはサマールナ。名前通り、この中間CWで長め6F追いを敢行、非常に調子がいい。堀厩舎のゴーハンティングは、福永を鞍上にそっと西下。

中山の坂もこなした今なら、アンヴァルトも小差。馬場が渋ればマイネルエテルネルも圏内に浮上。

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【相手探し】ビッグアーサーが本命。末脚がしっかりしており、4戦4勝と底を見せていない。勝って同クラスでVが濃厚だ。マイネルエテルネルの前走は1ハロン長かった。適距離で巻き返しを図る。シンジュボシは休み明け初戦に好成績を残している。タマラマは久々の6ハロン戦でも流れに乗れれば。ユキノアイオロスに、フォーエバーモアまで。

　◎フォーエバーモアは｢ネオユニヴァース×ペンテリカス｣という組み合わせで、母エターナルビートはクリスタルC(G3･芝1200m)2着という成績があるスプリンターだった。母の父ペンテリカスはクラシックタイプの名種牡馬アンブライドルド(ケンタッキーダービー、BCクラシック)の4分の3同血ながら、同馬に含まれるフランス血統のルファビュルーが入らないのでスタミナに欠け、スプリンターとして活躍した。硬質な持続力タイプなので緩急が要求されるレースでは脆いが、一本調子のスピードが活きるレースでは強い。

　46秒3-47秒6と先行勢には厳しい流れとなった2歳暮れの阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は好位を追走して3着。この持続力、粘り腰こそがこの馬の真骨頂だ。このところ10着以下の成績が続いているが、重賞で相手が強く、距離も長かった。行きたがる気性なので距離短縮は好材料。準OPなら復活があってもおかしくない。

【素質断然】近走内容から、ちょっとモノが違う感のある07ビッグアーサー。ハイペースで先行してもバテず、中団から差す脚の鋭さもかなりのものだ。無敗の4連勝は伊達ではなく、再び準オープンなら順当に勝ち負け。01フォーエバーモアを「消し」勝負した上で、10シンジュボシと09サマールナの2頭を上位に評価する。

【小波乱】ビッグアーサーは能力上位。この距離が合うフォーエバーモアが対抗。去勢明け2戦めのゴーハンティング。距離短縮を味方に前進。

当レースは印のみの提供となっております。

3連勝と破竹の勢いに乗る7ビッグアーサーが中心。短距離向きの差し馬で自在に立ち回れるのは強み。再度、同じ条件なら主役は譲れない。対抗は安定性には欠けるが能力は通用する力はある2マイネルエテルネル。