◎
フォーエバーモアは「
ネオユニヴァース×ペンテリカス」という組み合わせで、
母エターナルビートは
クリスタルC(G3・芝1200m)2着という成績があるス
プリンターだった。母の父ペンテリカスはクラシックタイプの名種牡馬アンブライドルド(
ケンタッキーダービー、
BCクラシック)の4分の3同血ながら、同馬に含まれるフランス血統のルファビュルーが入らないのでスタミナに欠け、ス
プリンターとして活躍した。硬質な持続力タイプなので緩急が要求されるレースでは脆いが、一本調子のスピードが活きるレースでは強い。
46秒3-47秒6と先行勢には厳しい流れとなった2歳暮れの
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)は好位を追走して3着。この持続力、粘り腰こそがこの馬の真骨頂だ。このところ10着以下の成績が続いているが、重賞で相手が強く、距離も長かった。行きたがる気性なので距離短縮は好材料。準OPなら復活があってもおかしくない。