【一気逃げ】
ロジクライの前走の内容は、即昇級で勝ち負け。重馬場だけに一見すると前走時計は1分36秒2と地味だが、前日の
デイリー杯2歳Sは、稍重で1分35秒9だった。馬体もまだ絞っていい。
ハーツクライ産駒というのは、皮膚の厚さをはがすようにして、いつの間にか強くなる、そんなサンプルの一頭だ。
総合力なら、札幌1800m・1分49秒5、萩S・1分47秒8の
レインボーラインだろうが、東スポ杯は相手が相手だけに度外視するとして、マイル適性となると微妙。
リボンフラワーも、兄とは距離適性が異なる中距離型の体型をしている。ただ、1分48秒7という前回時計は、総合力としてはかなり高い。
シクラメン・0秒3差の
サンライズクロンヌは、前走追い出しのタイミングを逸した。それでも上がりラップは10秒8-11秒2。先手を奪えば、アッサリ抜け出しも十分。