11R

キーンランドC

15:35発走 / 芝1200m (右 C) / 天候:晴 / 馬場:良
2回 札幌 4日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 別定 14頭
本賞金:4100,1600,1000,620,410万円
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 山崎エリカの予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
複勝

10

1点 5000円

馬連

10

-

14

1点 1000円

馬連流し

10

相手

1

2

5

7

9

5通り 各800円

山崎エリカの見解

 キーンランドCは、サマースプリントシリーズの中でG2のセントウルSの次に賞金が高く設定されたレース。別定戦ということもあり、他のサマースプリントシリーズのG3よりも好メンバーが集います。近年はカレンチャンスノードラゴンがここから本番スプリンターズSを制しましたが、果たして今年は?スノードラゴンのように、時折スプリンターズSで穴を演出する馬が見受けられるので、今年も目が離せません。

 また、札幌は平坦コースだけに、よっぽど逃げ馬が揃わなければ平均ペースの決着になりやすいもの。今年はこの距離にしては何が何でも逃げたい馬が不在。さらに1番枠のセカンドテーブルが2、3番手狙いのコメントをしており、シュウジは逃げたがらないモレイラ騎手が鞍上。となると、逃げるのはアクティブミノルか、その外から軽量を生かしたナックビーナスかのどちらか。いずれにしてもそこまでペースが上がらずに、前が楽な競馬が出来そうです。

 よって、◎には昨年のセントウルSを逃げ切り勝ちした馬で、前々走の高松宮記念でも4着のアクティブミノルを推します。休養明けの函館スプリントSはやや前が厳しい流れを先行したこともあり、4着に凡退しました。しかし、高松宮記念以来の実戦だったのも影響していたはず。また、スタートダッシュに影響を及ぼす、トップハンデ58kgも不安材料ですが、前半のペースが上がらない前提ならばそこまで割り引く必要もありません。前売り段階で11番人気なら狙う価値のある馬です。

 〇は、昨年の函館2歳Sの勝ち馬で、前走のNHKマイルCでも速いラップを刻んで逃げるメジャーエンブレムを追い駆けて0.3秒差(6着)に粘ったブランボヌール。今回は3ヵ月半の休養明けになりますが、3歳夏の休養だけに成長も見込めます。今回はハンデ51kgと軽く、アクティブミノルナックビーナスが逃げるならば、ある程度いい位置が取れるはず。前売り2番人気と人気ですが軽視は出来ません。

 ▲は、前々走の鞍馬Sを逃げ切ったセカンドテーブル。1番枠なので進路を失うリスクもありますが、2、3番手で前の出方を窺いながら終始インコースを走れるメリットがあります。休養明けの前走UHB賞ではやや前が厳しい流れを先行したこともあり3着に凡退しましたが、ひと叩きされての前進パターンに期待します。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

予想印
14ブランボヌール(2人気)
4シュウジ(1人気)
12レッツゴードンキ(3人気)
5ソルヴェイグ(4人気)
3エポワス(6人気)
11オデュッセウス(13人気)
13ナックビーナス(9人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

3

4

5

11

12

13

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

4

相手

3

5

11

12

13

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

12

相手

3

4

5

11

13

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【燃焼系牝馬】キーンランドCの優勝馬は、過去10年で7頭が牝馬。輸送やイレ込みを軽減できる滞在競馬の6F戦は、デリケートな牝馬が、持てるスピードを一番に燃焼しやすい。今年の中心牝馬は3歳馬ブランボヌール。コースこそ異なるものの、函館1200mの新馬勝ちに続き、函館2歳Sは後続に0秒6差をつける圧勝劇を演じ、洋芝適性は確認済み。ファンタジーSと阪神JFは、距離の壁に泣き3着、NHKマイルCも6着に終わったが、57秒7―1分9秒0―1分20秒5という澱みのない流れを3番手で追走して6着。一瞬おっと思わせる見せ場は作った。418キロに減った馬体も滞在競馬にかわれば、ひと味違った馬体作りができるのではないか。先週栗東で追い切り、今週は札幌ダートで5F・65秒5という時計も出せた。1200mはベストディスタンス、斤量は51キロ、鞍上は牝馬にやさしい戸崎だ。

 第一本線はシュウジ。こちらは中京デビュー、三連勝目の小倉2歳Sが独走V。牡牝の違いこそあれ、折り合いを気にしなくていい滞在競馬の6F戦は、函館SS2着が示す通り絶好の舞台。鞍上のモレイラとは、一週前の調教で意思疎通も完了。

 単穴は桜花賞レッツゴードンキ。函館SSはゆっくりめに出していったぶん、3歳勢に先着を許したが、6Fのリズムはつかめた。◎と○はともに岩田のお手馬、クセも知っているだろうし、ならば勝負どころで機先を制することだってできる。

 函館SSの覇者ソルヴェイグも、無欲の先行策がハマったとはいえ、大外枠から進み差し返した内容は上々。ナックビーナスは、葵Sを1分7秒9で快勝。同時期の古馬OP・鞍馬Sは1分7秒5だったが、成長力や斤量を加味すれば、ソルヴェイグと同等くらいの扱いでいい。UHB賞経由のエポワスオデュッセウスも連下なら。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

予想印
14ブランボヌール(2人気)
9サトノルパン(5人気)
4シュウジ(1人気)
12レッツゴードンキ(3人気)
5ソルヴェイグ(4人気)
11オデュッセウス(13人気)
13ナックビーナス(9人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

14

相手

4

9

12

3通り 各1500円

ワイド流し

14

相手

5

11

13

3通り 各1000円

3連複軸2頭流し
軸1

9

軸2

14

相手

4

5

11

12

13

5通り 各500円

須田鷹雄の見解

 キーンランドCへは函館スプリントSから来る馬がいちばん多いが、北海道シリーズのスプリント重賞どうし、コース形態が多少異なるとはいえ、そこに紛れは生じにくく、生じる場合は展開によるものが多い。そもそも、この組の成績が極端に良いわけでもない。

 このレースで狙いたいのはマイル戦からの距離短縮など、前走からの変化が大きい馬。今回は◎ブランボヌールを軸としたい。

 マイルもこなせないことはないのだろうが、おそらくは1200-1400mがベターな馬。世代限定だったとはいえGIのマイル戦よりは、断然の存在がいないローカル1200mのGIIIのほうが条件としては良い。今回は▲シュウジがモレイラ騎乗ということもあって他馬の目標となり、先行勢の負荷が高くなって最後に差し馬が1-2頭届くと読む。◎も1200mで外枠なら初手は中団あたりだろう。この馬からの馬連と、もう1頭位置取りが同じくらいになりそうな○サトノルパンと組んだ3連複で。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
10アクティブミノル(10人気)
4シュウジ(1人気)
3エポワス(6人気)
12レッツゴードンキ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

4

10

12

12通り 各400円

3連単BOX

3

4

10

12

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

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※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

1

5

7

8

10

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

1

相手

5

7

8

10

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

7

相手

1

5

8

10

14

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【伏兵多い】春シーズンは結果を残せなかったシュウジだが、スプリント戦に戻れば力上位であることを証明できた前走の函館スプリントS(2着)。しかもデビュー当時の粗削りなレースっぷりとは対照的に、好位でしっかりと折り合い成長している姿を見せたのは大きな収穫。今回も内目の枠に入ったことで、前走同様のレースを繰り返せるだろう。負けたソルヴェイグとは斤量差が1キロと減り逆転出来ると予想する。相手はひねって前走味な競馬を見せたセカンドテーブル。使いながら調子を上げる馬だけに、叩き2戦目の今回は更なる上積みが見込める。洋芝適性も、かなり高いと見た。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

予想印
14ブランボヌール(2人気)
5ソルヴェイグ(4人気)
4シュウジ(1人気)
9サトノルパン(5人気)
3エポワス(6人気)
10アクティブミノル(10人気)
12レッツゴードンキ(3人気)

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマースプリントシリーズでは最終戦のセントウルSだけがGIIですが、残り5戦のGIIIのなかでキーンランドカップだけはやや賞金が高く設定されています(1着賞金4100万円。他の4戦は3900万円)。また、他の4つのGIII戦がハンデ戦や賞金別定であるのに対して、このレースはグレード別定。つまり、このレースは同じGIIIでありながらやや格上に位置づけられているのです。

 キーンランドカップからスプリンターズSまでは中5週。2014年のスノードラゴン、2011年のカレンチャンと、ここを叩き台としてスプリンターズSを制覇している馬が近年で2頭出ているように、GIへのステップレースとしての役割もあって、ここまでのサマースプリントシリーズとは趣きが異なることに注意が必要です。

1.より長い距離での実績に注目

 昨年の勝ち馬ウキヨノカゼクイーンCの勝ち馬でしたし、ローブティサージュは阪神JFの勝者。また、2011年の勝ち馬カレンチャン、2010年の勝ち馬ワンカラット、2009年の勝ち馬ビービーガルダンにも芝1400mで重賞勝ちの実績がありました。札幌のコーナーは大回りのため加速をつけやすいので、上のクラスになるとペースアップの地点が早くなり、他場の1200m戦以上のスタミナを求められます。より長い距離もカバーできることが勝ち負けするための必須条件と言えます。

2.フレッシュさと勢いが必要

 最近5年間の連対馬10頭のうち8頭までが前走でも馬券圏内に好走していました。例外2頭のうちビービーガルダンは前走が適性外の安田記念でしたし、もう1頭のトーホウアマポーラの前走は苦手な道悪で休み明けということで度外視できます。とくにスプリント路線は鮮度が大事なカテゴリーでもあり、近走で好走しながらそこそこ、という馬の巻き返しを狙うのは得策ではありません。単勝候補は前走でも勝ち負けしている馬か、あるいは別路線からの参入組。

3.牝馬が強い

 過去10年で牝馬が7勝を挙げています。それらのうち1番人気は1頭だけだったように、戦前はそれほど重く見られていなかった馬も少なくありません。牝馬全体の勝率が12.1%、連対率が20.7%であるのに対して、牡馬・セン馬は3.0%、8.1%。また、牝馬の1番人気が[1-3-1-0]とほぼパーフェクトであるのに対して、牡馬の1番人気は[0-1-2-2]と、信頼しきれない数字しか残せていません。

 レコード決着となった函館スプリントSでワンツーした3歳馬・ソルヴェイグシュウジが人気になりそうです。両馬はスプリント路線に現れた新星という可能性もありますが、7着までが0.4秒差という小差の決着でしたから、展開や斤量的に上手く運んだ印象も拭えません。この2頭の扱いが最大のキーポイントになるでしょう。

 ブランボヌールも同じく3歳馬。函館2歳Sの勝ち馬で、阪神JFで3着したように距離への対応力もあります。桜花賞ではソルヴェイグに、NHKマイルCではシュウジに先着しているのですから、能力的にこの2頭以上の評価を与えても不自然ではないでしょう。休み明けになりますが、戸崎騎手を確保しての参戦ですから、勝負気配が低かろうはずがありません。適性外の距離のため近走の着順は一息ながら状態は良好で、このまま尻すぼみになる馬とは思えません。この相手でも勝機十分と見ます。

 函館スプリントS組では、モレイラ騎手への乗り替わりとなるシュウジも魅力ですが、データ通り牝馬のソルヴェイグを上に評価します。穴の期待は、ルメール騎手を確保して巻き返しを期すサトノルパン。以下、洋芝得意で立ち回り巧みなエポワス、前走で復調のきっかけをつかんだレッツゴードンキ、58kgが課題も地力は上位のアクティブミノル

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

予想印
3エポワス(6人気)
1セカンドテーブル(11人気)
4シュウジ(1人気)
7サドンストーム(12人気)
5ソルヴェイグ(4人気)
6オメガヴェンデッタ(7人気)
14ブランボヌール(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

4

5

6

7

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

1

相手

4

5

6

7

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

4

相手

1

5

6

7

14

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

平均値トップは109の2頭。うち○セカンドテーブルは前走同距離コース108。同レースで負けた☆サドンストームは人気落とすだろうが一変逆襲はある。しかし同レースを109で走ったのが◎エポワス。年齢で人気になりそうもないが同距離コース最高値を持っているのもこの馬。十分に馬券圏内あると見ている。▲にはシュウジ。これは3歳の前走108という面と鞍上込み。以下△は絞るのが大変。前走100台を押さえたいのだがそうなるとほぼ全頭になるので絞ったがどうか。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

4

相手

2

3

5

6

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

14

相手

2

3

5

6

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

4

2着

3

相手

2

5

6

12

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

上昇度という点から注目したいのが4シュウジだ。パワーが要求される洋芝は得意で先行力を生かせればチャンスはある。次位は、14ブランボヌールで距離短縮で決め脚が生きそうだ。▲は3エポワスでデムーロに鞍上強化されて一発は十分。

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