過去2年北海HCの「残り1200m地点」からのレースラップを明記してみたいと思います。
2014年 12.5-12.3-12.3-12.1-12.3-12.6
2015年 13.0-12.8-12.2-12.0-11.9-12.3
2年の大きな違い、分かるでしょうか。14年はずっと同じようなラップだったのに対して、15年は残り800mの地点でラップが速くなっています。14年は
テイエムダイパワーという速いラップを持続させて逃げる馬がハナを切ったので、このようなラップになりました。こういった流れになると「脚をためて差す」ダブル最速該当馬は着順を上げにくく、実際、該当していた
ランフォージンと
エアポートメサは3着4着。単勝人気は6番人気、8番人気だったので、健闘はしたと思いますし、レースでのメンバー最速上がりはマークしていました。
逆に15年のような、ごく一般的な「勝負どころから速くなる」というラップはダブル最速の出番。勝った
ヤマイチパートナーはトラックのダブル最速該当馬でした。今年の主導権を握るのはダート馬もしくは◎
サブライムカイザー。後者が逃げた場合、
潮来特別のような流れになるでしょうから、そうなれば、トラックのダブル最速が差せる展開。実は◎自身がトラックのダブル最速に該当しており、行ってそのままというレースが濃厚。あとは相手にもトラックのダブル最速を引き連れてくるかどうか。
1.
エアカーディナル
今回:標準併用
前回:標準多め併用
2.
バイタルフォルム
今回:馬ナリ平均トラック
前回:連闘
3.
ピュアソルジャー
今回:軽目トラック
前回:標準少め坂路
4.
ジューヴルエール
今回:標準併用
前回:標準多め併用
5.
デンコウインパルス
今回:急仕上げトラック
前回:急仕上げトラック
6.
アルカサル
今回:標準少めトラック主体
前回:標準トラック主体
7.
ミッテルレギ
今回:標準少めトラック
前回:馬ナリ平均坂路
8.
ギブアンドテイク
今回:標準少めトラック
前回:馬ナリ平均トラック
9.
ケルンダッシュ
今回:馬ナリ平均トラック
前回:一杯平均併用
10.
トウキョウタフガイ
今回:標準少め併用
前回:乗込併用
11.
サブライムカイザー
今回:標準トラック
前回:乗込トラック