※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
長距離重賞戦線は、冬から春にかけて
ステイヤーズS、
ダイヤモンドS、
阪神大賞典、
天皇賞(春)という流れ。
ダイヤモンドSはその中で唯一のGIII戦で、なおかつハンデ戦ということで特殊な位置づけにあります。
特殊距離のハンデ戦ながら、1番人気は過去10年で6勝して近年は3連勝中。15番人気の
ケイアイドウソジンが勝った2012年も2、3着には1・2番人気が入っていますから、近年は人気馬の信頼感が高くなっているといえるでしょう。
1.勝つのは若い馬
このカテゴリーはベテランがいつまでも居座り続けて出走表の多数を占めますが、連対率で見ると4歳馬が4勝2着5回で32.1%(過去10年)と他世代を圧倒しています。
2.前走大敗馬の巻き返しは困難
過去10年の連対馬20頭のうち17頭は前走で4着以内に好走していました。例外の3頭のうち1頭はダート戦からの臨戦で、残る2頭はいずれもこの路線で重賞勝ちの実績のある格上馬でした。
3.前に行く馬は割り引き
過去10年で逃げ・先行馬の連対率はわずか8%。中団差しの22.8%とは3倍近い開きがあります。レース前半はゆったり構えられる馬を中心に考えるべきでしょう。
タンタアレグリアは昨年の
菊花賞の4着馬。あまり得意でない右回りでの好走ですから、長距離適性の高さが伺い知れます。未勝利を勝った時が4か月ぶりだったように鉄砲が効くタイプ。
フェイムゲームは同一重賞3連覇を目指します。さすがにハンデは背負わされますが、近年のこのレースはトップハンデが優勢な傾向。
モンドインテロは2400mで2連勝、距離を延ばして安定感が増しました。この距離は未知数ですが、絶好調の4歳馬というだけで重い扱いが必要。
カムフィーは昨年の3着馬で
ステイヤーズSでも2着。3000を越えると味を増す生粋のステイヤーです。トゥインクルはここに来てオープンの壁に当たっている印象。直線が長い東京に替わってどこまで。叩かれつつ着実に上昇の
ネオブラックダイヤ、格上挑戦で
万葉Sを制して勢いに乗る
マドリードカフェが押さえ。