【勝算を見込んで東上】関西圏でも7Fの競馬はあるのに、
アグネスジュレップは敢えて東上を敢行。
桜花賞や重賞路線に乗るために、是が非でも、もう1勝を積み上げておきたい、その意欲の現れ。
能力のほども、新馬戦の走破タイムは1分22秒3。前半1000m・58秒7というミドルペースを、好位のポケットで余裕を持って追走。追い出しの合図に応え、直線半ば内を割って一気差し。上がり3F内に11秒を切るような際立ったラップこそ見られないものの、滑らかな加速力で見る見るうちに後続に8馬身差の圧勝。1F延長にも短縮にも耐え得る
パワー型のOP短距離馬を想像させる内容だった。
平坦の新潟のぶん、対抗としたが、
コウソクストレートも、初陣は1000m通過・58秒4-1200m通過・1分10秒2というミドルラップを捌いて1分22秒4で勝ち上がっている。一角崩しがあれば
フクノクオリアのキャリア。
函館2歳Sは11着と凡走したが、函館開催3戦目で疲労が残っていたか。今回は立場も気楽、馬体もリフレッシュ。二走前の直線一気の競馬を試すことができる。
マイネルアムニスは、デビュー戦は坂上からもうひと伸び。個人的には、血統・肉体的に、将来はダート短距離のOPをイメージしているが、500万なら芝でも連下圏内。
ナリノメジャーのキャリア。
チシャーキャットの新馬のタイムは1分22秒7だった。