※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。
高松宮記念に向けた最終
ステップ重賞。近年は徐々に重要性を増していて、一昨年の
スノードラゴン、2013年の
ハクサンムーンが
オーシャンSからの臨戦で
高松宮記念で穴馬券の立役者になっています。
ただし、両馬ともその年の
オーシャンSでは2着、9着と敗戦しています。強いス
プリンターが必ずしも能力を発揮しきれない難しさがあって、毎年のように波乱の決着が繰り返されてきました。
1.中山では逃げ切れない
スピード優先のス
プリント戦ですが、急坂の中山コースでは事情が異なります。
オーシャンS創設以来の10年間で、逃げ馬の連絡みはわずか2例だけ(いずれも2着)です。
2.距離短縮組が優勢
前走で1200を使われていた馬が勝率5.6%・連対率11.3%であるのに対して、前走1400m以上の馬は勝率9.4%・連対率18.8%。中山芝1200mではスタミナも問われるので、距離に融通が利く馬が優位に立ちます。
3.勢いのある馬に要注目
前走で1着だった馬は[5-1-1-17]で勝率20.8%・連対率25%。勝った5頭のうち3頭は1600万下からの格上がりでしたから、前走のレースはあまり関係ありません。上り調子でここに臨む馬には最大限の警戒が必要。
アルビアーノは1200m戦には初めての出走ですが、1400mでは2戦2勝で
スワンSも含めていずれも完勝の内容。距離はむしろ短いほうが合っている可能性があります。
マイルCSで勝ち負けに加わって5着の実力はここでは断然と言えるでしょう。
ネロは
シルクロードSでは凡走しましたが、中山芝1200mでは5戦4連対と得意ですし、斤量が1kg減るのも好材料。
トータルヒートは昨秋芝に転向してから3戦2勝。力の要る馬場が得意で中山なら重賞でも楽しみがあります。
ワキノブレイブはあとひと押しが足りない現状ですが、中山も悪くありませんしこの重賞3勝の
横山典弘騎手への乗り替わりは魅力。前走1着の
カハラビスティー、
スカイキューティー、休み明けも実績上位の
ハクサンムーンが押さえ。