【上位拮抗】パールコードはセンス良く昇級の前走でも3着と力見せる。反応良化も窺え好勝負必至。シャクンタラーは休養明けも乗り込み入念で好仕上がり。素質上位でチャンスも十分。ジェラシーは末脚堅実。使われつつ気配上向きで差し切りも可能。ヨシノザクラも素軽さ増しており力量も遜色ない。バレエダンサーも上積み見込め侮れず、パラノーマルやカグラグレイスにも注意したい。

【コードを打ち込む】新馬戦を1分49秒5で突破したパールコード。総合力の高い、ヴィクトワールピサ牝馬が成功するなら、こういうタイプのパワー型だろうという予測はついていたが、続くつばき賞も、3角で接触する小さいとはいえ不利を被りながら、牡馬相手に3着と好走。1分52秒6と時計は平凡でも、上がり2F・11秒2―11秒7というレースラップに、資質の高さを求めることができる。

　コスモス賞3着のシャクンタラーも、よく似たタイプのオークスの伏兵。先週のフラワーCは除外されたが、それを言い訳にしているようならオークスはない。ジェラシーの前走時計は1分34秒3と、一見優秀。ただ、その日のクイーンC当週は、軽く時計1秒速い、異常な高速馬場だった。大勢は一騎打ちムードだが、3連単のヒモには、ヨシノザクラとパラノーマルを追加。

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【順当】ヨシノザクラは素質上位でメンバー的にも連勝十分。パールコードは先行力上位で引き続き首位争いが期待できる。ジェラシーは展開次第だが差し脚堅実で好勝負が十分。バレエダンサーは試金石だが今回も単騎逃げが叶えば残り目が狙える。シャクンタラーは長休明けが微妙も素質的に要注意。

基準としては☆パラノーマルの2戦前同距離コース89という数字。これ以上が出せなければここでは勝てない。というわけで、前走92出している◎ジェラシーが軸有力。78から83に上げている○パールコード。77から84の▲ヨシノザクラも有力と見る。

実戦を積むごとに地力がアップしてきた7パールコードが主力。スピード能力は高く小回りに舞台が移り押し切りは可能だ。○は3ジェラシーで決め手は鋭く能力的に差はない。