【上がり33秒0】ダービー出走のためには、何としても2勝目が欲しい、中長距離系の良質馬がそろったが、数値的には
シュペルミエールに一日の長あり。二走前の
寒竹賞・2分0秒7は、
京成杯より0秒7も速く、東京2400mの前走も、超スローの上がり勝負にせよ、11秒3―11秒1―11秒2(3Fは33秒6)という、究極のレースラップを、自身33秒0で3着に急追。前走後はリフレッシュを計り、目標はここ。怖いのは展開の紛れだけ。
オーダードリブンとの叩き合いが第一本線。2分1秒2・上がり35秒1は、
シュペルミエールの
寒竹賞には確かに劣る。しかし、大外一気はスケール感満点、鞍上はルメールなのだ。
ウムブルフは、
京成杯・2分1秒9で5着。シュタルケなら少し折り合いもマシになるかもしれないが、出たり入ったり、この組み合わせは一度のロスが明暗を分けてしまう。
勝ち上がりに4戦を要したが、
ミライヘノツバサは二走前2分0秒9。前回はラスト4Fから11秒台の脚を連続して駆使。味わいのある持久力ラップを刻んでいる。
リッチーリッチーも連下なら。