【別定の地力勝負】定量の力比べなら、
プレイズエターナルだ。中山1200mは、
セプテンバーS・1分7秒4という、好タイムの現級勝ちを含め〔1121〕。前走の
アクアマリンSは、57キロのトップハンデ、しかも前半3Fは34秒7というスロー。直線一気型にとってはいかにも苦しい流れだったが、レースの上がりを1秒1も上回る、32秒9の末脚を駆使しクビ差2着に猛追。定量の地力勝負に替われば、今度は突き抜ける。関東への遠征も経験済み、調教の息の入りもいい。
当面の目標は
クリスマス。ひも解けば、
函館2歳Sを制した快速馬。1年余の長期休養を余儀なくされ、1000万条件から再出発となったが、
鳥羽特別快勝に続き
サンライズSも1分8秒2で2着と、天賦のスピードを戦績で示している。ただ、若駒時代だが、輸送で
テンションが高くなるシーンも見受けられた。当日の体重と気配は要チェックだ。もしイレ込みがキツいようなら、
アドマイヤゴッドが代わって台頭。57キロではまだ結果が出ていないが、昇級の
アクアマリンSは、時計を1分8秒7に更新して3着という好内容だった。
サザナミは400kgソコソコの軽量馬。二走前は道悪にも泣いたが、蓄積疲労でガス欠もあったか。休み明け、シュタルケで、惑星に一考。Bコース替りで、どのような時計決着になるか。持ち時計のない
ユキノアイオロスにとっては微妙だが、
アクアマリンSは勝負どころで外から寄られてしまったのが痛い。
コスモドームは常に自分の持ちタイムだけは走る。