【上位拮抗】ドーヴァーは新馬、2戦目と連勝しOPでも3着と能力非凡。休養明けを叩かれ状態前進で勝ち上がりに期待。アッラサルーテはアネモネS2着の実績。昇級でも力つけており52キロなら好勝負。メイショウメイゲツも気配上向きで地力も上位。ヨイミヤもスムーズなレース運びができれば侮れない。カシノピカチュウも動き素軽く、キャプテンペリーやシングンジョーカーにも注意が必要。

【ひいらぎ賞の内容なら】二走前のクロッカスS3着の失速は、蓄積疲労もあったか?。前走の豊栄特別は、上がり3F・11秒9―11秒4―11秒6という、典型的なスローの上がり勝負に泣いたドーヴァー。もしかしたら左回りに弱点があったのかもしれないが、中山マイルのひいらぎ賞では、1000m通過が57秒7―1400m・1分21秒6という厳しい流れを好位で捌いて1分34秒1。この時計をベースに将来を展望すれば、重賞マイルの一つや二つはいける計算。

　少し時期は遅いが、キャプテンペリーも3月に当該マイルを1分34秒9で快勝。昇級の形をとるが、アッラサルーテも同時期にアネモネS2着、現級古馬に追いついている。連闘明けが気がかりだが、ヨイミヤの上がりラップは11秒1―10秒5―11秒9と鮮烈。厳しい展開になれば、メイショウメイゲツ、カシノピカチュウなどの古馬勢の出番。

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【順当】ドーヴァーは長休明けの前走が上々の内容で叩いてコース替わりなら首位争いが必至。アッラサルーテは先行力上位で昇級戦でも粘り込みが狙える。メイショウメイゲツは春に現級を勝利しており叩き2走目なら勝機あり。カシノピカチュウは近走ひと息も流れ込みに注意を払いたい。ヨイミヤは今回も単騎逃げが叶えば残り目あり。好位付けできるマイネルディアベルが穴。

【小波乱】シングンジョーカーは自在性がある。この条件が向くカシノピカチュウ。スピード十分のアッラサルーテも圏内。

前走値で比べるとほぼ全頭が同レベル。平均値ソートでわずかに差が出てくる感じだ。ハンデ55キロがどうかだが、3歳◎ドーヴァーは前走値でも平均値でも若干抜けている。相手に軽量○アッラサルーテ。前走100▲メイショウメイゲツ。最軽量☆カトルラポール。

叩いた効果での変わり身が大きいのが6ドーヴァーだ。前走は詰まる不利で消化不良。自己条件でマイルになれば巻き返せる。○は10アッラサルーテで上り調子にあり格上げでも差はない。