【資質重視】モンドインテロは、まだまだ可能性いっぱい。新潟の早苗賞・1分46秒1で、将来のOPはほぼ確定。ただ、体重の数字に乱降下があるように、ひ弱さを残し、その通りポカもある、しかし、遠征競馬の2400m・高雄特別を、476キロで一気差し。理想体重はまだ確定していないが、前走の造りや京都適性に自信を得ての西下とみた。

　ペンタトニックの切れが対抗。ここ三戦、メンバー中最速の上がりはマークしているが、それにしても古都Sの32秒9は強烈だった。

　アドマイヤケルソは、万葉S2着と復調。同レースは8着に沈んだが、単騎逃げ・2400m短縮なら、ウインアルザスの巻き返し。ラブラバードは距離に新味がある。

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【上位拮抗】ウインアルザスの巻き返しに期待する。前走の万葉Sはハナを奪われて最後の粘りがなかった。先手を奪えばしぶといタイプで、このメンバーなら自分の形に持ち込めそう。ペンタトニックの前走は直線で進路を変えるロスがあった。久々でも昇級2戦目でスムーズなら。モンドインテロは長くいい脚を使う。外回りのこの条件も合う。アドマイヤケルソの前走は万葉Sで2着。かかりながらもしぶとく脚を伸びており、適クラで要注意。ダノンマックイン、ラブラバードを押さえる。

【逃げ粘る】3走前と2走前の先行内容が優秀な、04ウインアルザス。ここは確実に先手を取れる組み合わせで、デキも変わらず順調にきている。前走から、大きな変わり身が期待できそうだ。相手は、02モンドインテロと07トウカイオーロラの2頭を上位に評価。少頭数でもあり、そう紛れた結果にはならないとみている。

【小波乱】ペンタトニックは鋭さが増して追われて迫力がある。アドマイヤケルソは適鞍に戻り力を発揮。モンドインテロは切れ味がある。

前走103◎モンドインテロを素直に評価する。ほかの馬の指数にマイナス点がみられるなか1頭だけ文句なし。しかも54キロなら軸堅い。相手に平均値トップ○ウインアルザスと▲アドマイヤケルソ。前走90台組は押さえ必要だろう。

ステイヤーとしての資質が高い1ペンタトニックが主力。55キロの斤量は魅力でうまく仕掛ければ鉄砲駆けの魅力は十分にある。対抗は2モンドインテロでスタミナは豊富で昇級でもソン色はない。