京都芝外回りは距離が長くなればなるほど、スローの瞬発力勝負になりやすい舞台。これに対応するためには、最終追い切り場所が栗東坂路で2F目から3F目に1秒以上加速して、4F目が12秒台のラップを踏むことが最適な追い切りとなります。

　8頭立ての少頭数ですから、ここは◎ガルデルスリールがハナを切れば、最終追い切りのようにラップを急に加速して、あとはそのまま押し切るレースがベスト。同じく最終追い切り栗東坂路で最適なラップを踏んでいる○ルアンジュと▲ピエールドリュヌ。この3頭のうち、いずれかがペースを握れば、うち2頭はきっちり馬券に絡んでくれるものと予想しました。

1.ピエールドリュヌ
今回：一杯平均坂路
前回：標準坂路

2.フロムマイハート
今回：標準坂路
前回：標準坂路

3.ルアンジュ
今回：標準坂路主体
前回：標準多めトラック

4.ウインミレーユ
今回：標準多め坂路
前回：標準坂路

5.エテルナミノル
今回：一杯平均トラック
前回：標準少めトラック

6.オーミアリス
今回：一杯平均トラック
前回：標準少めトラック

7.アドマイヤリード
今回：標準多め坂路主体
前回：標準少め坂路

8.ガルデルスリール
今回：標準多め坂路
前回：標準坂路

【立ち位置を確認】フロムマイハートは、春先スイートピーS2着、ローズSも6着に踏ん張った。自己条件の牝馬限定・1000万なら、立ち位置は上だ。逆転の単ならルアンジュ。折り合いや追い出しのタイミングがデリケートとはいえ、函館2000m・2分0秒9は、時計も末脚も圧巻。

　今季の京都の前残りの馬場を思うと、極端なヨーイドンか、イン突きを強いられるかもしれないが、このメンバーならアドマイヤリードも力で一気差し可能。エテルナミノルは、春の京都マイルで1分33秒9。ピエールドリュヌともども変わり身を期待していい。

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【逃げ有利】先週の競馬を見る限り、いまの京都は明らかに先行馬有利。前走、消極的な競馬で着を落としたピエールドリュヌは、今回こそ積極策。単騎で逃げれたときは、かなりの粘り強いタイプであり、いまの馬場とも合いそうだ。3歳牝馬限定とはいえOP特別で2着の実績を持つフロムマイハート。ローズSでも勝ち馬と1秒差の6着ならば1000万下クラスなら十分に勝負になる。

【上積み大】3走前に、京都芝1600mで優秀な先行内容を残している05エテルナミノル。久々だった前走を叩かれて、ここは本領発揮の場だ。条件適性の高さも大きなプラスで、状態面でも確実に上積みが見込めるはず。ここから、相手は02フロムマイハートと01ピエールドリュヌを上位に評価。少頭数でもあり、◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい。

【小波乱】エテルナミノルは決め手十分。軌道に乗ったピエールドリュヌ。適鞍でフロムマイハートが前進する。

随分と少頭数だが、全体的に近い範囲に収まっている。指数としては全頭に馬券圏内の可能性を感じる。軸には◎アドマイヤリード。前走104は2位だが平均値は95でトップ。前走値で上回る○フロムマイハートが相手筆頭か。

自己条件に戻れば能力が上位の7アドマイヤリードが主力。距離短縮はプラスで差し切りは十分。対抗は2フロムマイハートで叩いた効果は大きく変わり身は十分。