11R

京都2歳S

15:40発走 / 芝2000m (右 C) / 天候:曇 / 馬場:良
5回 京都 7日目 サラ系2歳 オープン       (国際)(特指) 馬齢 10頭
本賞金:3300,1300,830,500,330万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流し
1着

8

相手

3

7

9

3通り 各2000円

馬単1着流し
1着

8

相手

2

4

6

10

4通り 各1000円

望田潤の見解

 プラチナヴォイスの配合はマジック、セックスアピール、そしてプレイメイトと、バックパサーの娘の名繁殖3頭を通じてバックパサーとその母ブサンダの血を何重にも受け継いでいるのがポイント。

 一方でエンパイアメーカーに希薄な欧州血脈を母から取り込んでいて、全体の配合形もなかなか良い。

 萩Sはスローを番手から抜け出し、未勝利勝ちはHペースを後方から馬群を割り、全く異なる質のレースをいずれも完勝。

 ここは東スポ杯ほど骨っぽいメンツではないし、長手の体型だがトムフール的な機動力も感じさせるので、内回りでも好位捲りで3連勝とみた。

 山崎エリカの予想

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予想印
8プラチナヴォイス(2人気)
3カデナ(3人気)
7アダムバローズ(4人気)
1エーティーラッセン(10人気)
9ヴァナヘイム(1人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

8

1点 1000円

馬連流し

8

相手

3

7

9

3通り 各3000円

山崎エリカの見解

 今年はレーヌミノル小倉2歳S圧勝に始まり、アルテミスSでは良馬場という発表以上に重い馬場を、ラストまで加速しながらリスグラシューフローレスマジックがワン、ツーを決めるなど、牝馬がとても強い勝ち方をしてきました。デイリー杯2歳Sも勝ったのは牝馬のジューヌエコールだし、下級条件ではソウルスターリングアドマイヤミヤビも強い勝ち方をしました。

 対して牡馬はだらしなく、これまで1頭たりとも強い勝ち方をしていません。先週の東京スポーツ杯2歳Sも「そろそろ大物が現れるかしら?」と楽しみにしていたのに、勝ち馬ブレスジャーニーはラスト1Fで失速して、2着、3着馬にクビ差、クビ+ハナ差まで迫られる始末。断続的に雨が降り、やや時計の掛かる馬場状態だったことを考慮しても、強くはあるけれど、超大物ではないことを裏付けてしまったことは確か。

 このままでは来年の牡馬クラシック戦線が危ぶまれ、もしかするとワンアンドオンリーがダービーを制した年よりもレベルが低くなる可能性もあります。このまま牝馬に席巻されっぱなしという状況下では、後の競馬が盛り上がらなくなるので(古馬相手に3歳牡馬がこてんぱんにやられる姿をあまり見たくない)、東京スポーツ杯2歳S以上に素質馬が揃った今回は、そろそろ大物誕生に期待したいところです。

 よって、◎は、速い流れを出遅れ、ポジションを押し上げながら圧勝した前々走・未勝利戦がなかなかえげつない内容だったプラチナヴォイスを推します。前々走のPP指数も、未勝利クラスとしては破格のものでした。前走・萩Sはさらに上昇し、好位から突き抜けて快勝と、一戦ごとにレース内容が良化しています。今回のレースで、他に有力視されている馬は差しタイプ。隣枠の逃げ馬アダムバローズを見ながら、一歩前でレースを進める展開利もありそうです。

 ○は、前々走の未勝利戦を未勝利クラスとしては優秀なPP指数で勝ち上がると、好メンバーが揃った前走・百日草特別では、直線よく伸びて2着まで追い込んだカデナ。デビューから3戦続けて、メンバー最速の上がり3Fをマークしているように、瞬発力は相当なものがあります。

 ▲は、前々走の小倉未勝利戦をなかなか優秀なPP指数で勝ち上がると、前走の紫菊賞では逃げて快勝のアダムバローズ。今回はスロー濃厚なメンバー構成。前で戦える強みを生かせます。また、この中間、坂路の追い切り時計を一気に詰めたように、動きが抜群に良かったので、ここはひとつ印を上げてみました。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

4

7

8

9

10

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

9

相手

4

7

8

10

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

8

相手

4

7

9

10

24通り 各100円

丹下日出夫の見解

【10秒台の連続ラップ】カデナの瞬発力が群を抜く。2歳シリーズも佳境に入ってきたが、マイル以上の距離戦線で一番印象に残ったのは東京2000mの百日草特別だったか。

 1000m通過は1分3秒8のスロー。上がりに比重の高い瞬発力勝負となったが、11秒8-11秒0-11秒1(3Fは33秒9)というレースラップを、0秒5上回る33秒4でゴール前猛追。推定ながら、同馬の上がり2Fは10秒台後半、坂コースの東京でこの数字は出色といっていい。450キロ台と馬体は小柄だが、瞬発力を武器とした父ディープインパクトの特性がいっぱい詰まっている。

 当面の目標はヴァナヘイム。萩Sはキャリアを考慮し、走りのリズムを崩さないよう、慎重に進めたぶん、前をとらえきれなかったが、11秒4-11秒4-11秒5(3Fは34秒3)というレースラップを34秒0で2着に押し上げてきた。今度は一斉マークを受ける立場が微妙となるが、同レースを押し切ったプラチナヴォイスも、二走前のレコード勝ちはフロックではなかった。

 上位勢ほどの記録を示していないものの、ベストアプローチの新馬戦の切れ味は際立って映った。レース上手なアダムバローズソーグリッタリングも、前走の時計と体重に成長がうかがえた。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

予想印
7アダムバローズ(4人気)
5ワンダープチュック(8人気)
9ヴァナヘイム(1人気)
10ベストアプローチ(6人気)
3カデナ(3人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

7

相手

5

9

2通り 各3000円

馬連流し

7

相手

3

10

2通り 各2000円

須田鷹雄の見解

 頭数こそ10頭立てだが、面白そうな素材が揃った京都2歳S。潜在能力が高そうなのは▲ヴァナヘイムだが、前走が案外だったことに加えて、今回は急遽の乗り替わりとなってしまった。

 ここはデータありきで◎を決める。この条件で強いのがハーツクライ産駒。今回産駒が出走している種牡馬についてコース成績を調べるとディープインパクトが当然首位にくるが、2歳戦に限定するとハーツクライが[7-4-6-18]、回収率が単236%・複123%となっている。

 この回収率はタイセイアプローズが単勝4150円で新馬を勝った影響なのだが、500万条件以上に限定すると[3-1-3-2]で単391%・複247%。クラスが上がって急にレース中盤が流れるようになったところへしっかり対応していることが分かる。着外2頭のうち1頭は同じレースにハーツクライ産駒がもう1頭出走していてそちらが勝っているので、該当条件にハーツクライ産駒がいて馬券に絡まなかったのは1回だけということになる。

 オッズが読めないので予想は◎からの馬連としておくが、実際の馬券は人気と相談しながら賭式を決めていきたい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

3

5

6

8

12通り 各400円

3連単BOX

3

5

6

8

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

3

6

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

3

相手

2

6

7

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

2

3

6

7

9

30通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【能力接近】ヴァナヘイム1頭に注目が集まった前走で、華麗に追撃を封じ金星を挙げたプラチナヴォイス。前々走はレコードタイムで、前走はそれから3秒近く遅い時計での勝利と、異なる資質を問うレースの両方で結果を出すことはフロックでは出来ない芸当。夏の休養中にグッと良くなる馬が毎年、数頭出てくるが、この馬も間違いなく今年のそのタイプに該当するだろう。相手は前走の末脚にインパクトを残したカデナ。デビュー戦からレースセンスを感じさせたベストアプローチ

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 重賞としては今年が3回目ですが、オープン特別として開催された期間が長く、この時期の中距離戦としてファンには馴染みの深い存在です。オープン特別時代の勝ち馬にはエピファネイアヴィクトワールピサなど「超」のつくような大物の名前も見られます。将来の大物中長距離馬の登竜門的なレースと言えるでしょう。

1.人気馬並び立たず

 過去10年で1番人気が4勝、2着2回。しかし、連勝が1-2番人気で決着したことは11年前の2005年が最後で、それ以降は4番人気以下の馬が必ず1頭は連絡みしています。小回りらしい波乱の決着が前提で、人気サイドから穴馬への流し馬券が有効です。

2.スタミナが問われる一戦

 一昨年6番人気1着のベルラップ、5番人気3着のシュヴァルグランはいずれもハーツクライ産駒でした。昨年も5番人気のマンハッタンカフェ産駒リスペクトアースが2着。スピードだけでは押し切れない条件なので、ハーツクライマンハッタンカフェのように長距離戦で活躍馬を出す種牡馬の産駒が狙い目です。

3.差す準備はできているか

 前走で差す形で競馬をしていた馬は、オープン特別時代を含む過去10年で[4-2-2-16]で勝率16.7%、連対率25%と活躍しています。安易に逃げずにきっちり差す形を経験していることが、上級レースで大きな武器になることは言うまでもありません。

 ここはソーグリッタリングに注目。勝ち上がりが3戦目と遅れましたが、その原因のひとつはレースに集中しきれない精神的な幼さがあったため。前走はあえて控える競馬を教えながらの完勝で、心身両面の成長を示しました。敗れつつ磨いたキャリアが重賞の舞台で武器になるでしょう。ミルコ・デムーロ騎手への乗り替わりも魅力で、賞金加算を目論みます。

 ヴァナヘイムの前走は控える競馬が裏目に出ての敗戦。コーナー4つの競馬は初戦ですでに経験済みで、素質の高さから巻き返しは容易でしょう。カデナは前走直線でスムーズさを欠く場面があっての2着。堅実な差し脚の持ち主で、レースぶりに安定感があります。

 アダムバローズは紫菊賞の勝ち馬ですが、スローで逃げられた展開に恵まれた印象があります。そこで差して2着だったワンダープチュックも力量差は感じられません。プラチナヴォイスは萩Sの勝ち馬ですが、スピードが前面に出たタイプで距離延長が課題。ダノンディスタンスはズブさが見られるものの追って味があり、ルメール騎手への乗り替わりで要注目。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

7

相手

2

3

4

8

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

8

相手

2

3

4

9

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

7

2着

3

相手

2

4

8

9

10

30通り 各100円

小林誠の見解

【先行粘る】先行内容が最も優秀である、07アダムバローズに注目する。先行指向の強いメンバー構成だが、2歳戦でこの頭数ならば、全馬が折り合い優先。最終週とはいえ、先行利はかなりあるはずだ。稽古での動きも抜群で、ここは期待大。相手は、08プラチナヴォイスと03カデナが上位評価組だ。ここは◎-○▲の馬連・馬単主体で勝負。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

9

相手

2

3

4

7

8

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

10

相手

2

3

4

7

8

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

9

2着

2

相手

3

4

7

8

10

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】ヴァナヘイムは素質上位。いい脚を持続できるベストアプローチダノンディスタンスは粗削りで良化の余地が十分にある。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

3

4

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

10

相手

2

3

4

7

9

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

2

相手

3

4

7

9

10

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

かなり僅差の中に全頭が収縮されている。同距離コースではアダムバローズの84が最高。だがこの数字ではここで勝てる感じはない。唯一90台を持ち前走も88でメンバー中最高の◎プラチナヴォイスを筆頭に見る。相手は初戦70台勝ち抜けタイプで○ベストアプローチと▲ダノンディスタンス。同レベルで☆ヴァナヘイムと△カデナ。組み合わせ次第では配当荒れの可能性ある一戦。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

2

3

4

7

9

10

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

9

相手

2

3

4

7

10

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

7

相手

2

3

4

9

10

30通り 各100円

田沼亨の見解

連勝中と勢いに乗る8プラチナヴォイスが有力。うまく先行力を生かせれば能力でカバーできる。次位は9ヴァナヘイムで距離延長はプラスで瞬発力は迫力がある。▲は7アダムバローズで先行策から抜け出しは可能。

厳選予想 ウマい馬券