【賭けならベガス】ナオミベガスで、もう一丁。牝馬限定戦をつかわれていることもあって、印象は地味だが、二走前の1分51秒2は1000万と同レベル。前回も着差はクビだが、直線半ば、前と後続の脚色を確認しながら、余裕の差し切り(3着以下とは5馬身差)。輸送競馬を考慮して稽古は控え気味だが、一戦ごとに体重も増えている。

　濃尾特別3着のクリノリトミシュルがゴール前猛追。こちらもネーミングは地味、ただし4月の京都・1分51秒0で、現級古馬に追いついている。差し比べになれば、旧準OP馬マウントハレアカラの底力。気分よく走ればスワーヴカイザーも僅差。カフェブリッツは、天草特別3着で昇級に手応え。イーストオブザサンも、対抗のクリノと能力はほぼ同等とみていい。

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【ヒモ穴注】4戦して2勝2着1回3着1回と、マルチで馬券を買うものにしては、絶対的な信頼がおけるナオミベガス。このまま勝ち続けると、どこかで壁にブチ当たるとは思うが、1000万下クラスなら時計を見ても、初戦でクリアが可能ではないだろうか。ここは安定した戦績を重視して相手探しの一戦とみる。その筆頭はクリノリトミシュル。3歳の夏場をじっくり休養に充てて、ここに照準を合わせてきた、高い掲示板率を誇っており、前走を見ても古馬と互角に戦える。

直結コース:阪神ダ1800m、京都ダ1800m、札幌ダ1700m、小倉ダ1700m、中京ダ1900m

本命馬の見解:◎マウントハレアカラは、前々走にて直結コース中京ダ1900mの1000万特別を連対した。前走は2走ボケの影響で凡走したが、叩き3走目の得意コースなら巻き返せる。休養前に同コース(阪神ダ1800m)で上のクラスの梅田S(1600万下)を3着に好走しており、適性×実績ともに高評価となる。

穴馬の見解:▲シーリーヴェールは、4走前に直結コース札幌ダ1700mの500万下を勝利した。前回の休養明け(3走前)では舞鶴特別8着→1000万下4着のように着順を上げており、今回も叩いての上積みを見込む。休養明けの前走は直結コース小倉ダ1700mのTVQ杯(1000万下)を5着に善戦、今回は好勝負になる。

【3連複・馬連の買い目】3連複を買いたい場合、推奨した3連単の買い目を、そのまま3連複にしてください。3連複のフォーメーションで全31点の買い目になります。また、馬連を買いたい場合、馬連のフォーメーション「1頭目◎○▲-2頭目◎○▲△△△△」で全15点の買い目となります。

【差し優勢】先行指向が強く、差し優勢の展開になりそうなメンバー構成。中団からいい脚を使える12スワーヴカイザーは、条件適性も高く、久々ながら好仕上がりと、ここは買い材料が多い一戦である。相手は、16ナオミベガスと02カレンマタドールの2頭を上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体でいきたい。

【小波乱】スワーヴカイザーはコースが変わり決め脚を繰り出す。レースがうまいトウケイワラウカド。上昇一途のハギノスノーボールも怖い。

平均値トップ◎マウントハレアカラ。距離、コースは高い指数あるが近走3走前でも阪神同距離コース102で走っている。鞍上デムーロ変わらずならば安定感ある軸候補となる。相手は3歳○クリノリトミシュル。平均値でも3位ならば十分相手になれる。そこに2走前同距離コース103の▲ナオミベガス。この3頭でオッズがどうかというのが焦点。以下前走101☆カフェブリッツなどの伏兵はいる。

成長力が顕著な16ナオミベガスが有力。格上げになるが能力の高さから連勝は可能。対抗は9クリノリトミシュルで能力的には互角。