【三つ巴】
リッチーリッチーの
境港特別の走破タイムは2分13秒8。一見平凡に映るが、湿り気の残る
パワー馬場で、ラスト4Fから11秒9―11秒8―11秒4と一気にペースアップ。この日の芝は、残り1Fはすべて12秒台のバタバタ馬場だけに、最後は12秒5を要したものの、ラップ形態は相当タフ。大器を言われる勝ち馬
シャケトラに、盛り返すようにして0秒1差に食い下がり、3着以下を6馬身も引き離していた。
強敵は
サンデーウィザード。前走はスローはスローでも、前半1000m通過が1分5秒0という、超のつく緩ペース。結果上がり3Fのレースラップは11秒5―11秒1―11秒6という、極端な瞬発力勝負となり、最速の33秒8の脚をつかってもアタマ差及ばなかったが、二走前の1分57秒9という記録も含め、このクラスでは力は
トップランク。ちなみに昨年の
江坂特別の2着馬。
一角崩しがあれば
テイエムナナヒカリ。
長良川特別は1000m通過が59秒7―2000m通過・2分0秒1という、かなりタフなミドルラップの上に立ち、2分12秒1という好タイムでズバリと突き抜け、デキはまさに今が
ピーク。馬券は三つ巴、丁寧に3頭ボックスをお勧めしたい。
アクセルの踏みどころが難しいが、よどみのない平均ペースで流れてくれれば、
エイシンハドソン、
タイセイアプローズの粘り腰。前崩れなら
ケージーキンカメも連下チャンス。