【破竹の快進撃】
アドマイヤキズナの勢いに注目。夏の小倉・
英彦山特別を勝ち、昇級して2・1着。前回の
鳴滝特別のラスト4Fのレースラップは11秒6―11秒1―11秒5―11秒6(3Fは34秒2)、対する自身の上がりは33秒6。オープンレベルに近いラップ形態を具体的数字として示した。昇級になるが、
有馬記念出走予定の
シュヴァルグランを相手に、ハードワークも課してきた。
ポテンシャルなら、
レアリスタもOP級。2000mは東京の1分59秒3も含め3勝全勝という、堀厩舎秘蔵の血統馬だ。ただ、斤量は57・5キロ、イレッポな馬だけに関西への輸送が気がかり。変に
テンションが高いようなら、
マキシマムドパリが代わって浮上。
エリザベス女王杯あとだけに、やや出がらし感もあるが、稽古の本数は揃っている。
惑星は
クインズミラーグロ。
ウェルカムSは直線二度ブレーキを踏むロス。スンナリならいつでも上がり33秒台の切れ脚をつかえるし、冬場はフケの心配も少ない。
ハッピーユニバンスも平坦の新潟とはいえ
魚沼特別の上がり32秒9は出色。1キロハンデは増えるが、曲者
ショウナンバーキン、
ゲッカコウも連下には押さえておきたい。