【ゆかいにロンドン】ロンドンタウンの前走・天草特別は、前半1000m・1分1秒6という、タフなミドルラップを捌いての2着。1分45秒6というタイムはもちろん。1700ダートも二度目、鞍上の川田も勝ち負けを普通に意識している。

　当面の敵はタガノスマイルの先行力。中央場所の1800ダート実績は、案外ローカル1700ダートとリンクし辛いが、1000万条件にも良績がある、旧1000万の実力馬だ。

　響灘4着のアチーヴの鞍上は、機を見るに敏な武豊。ミッキーシーガルは、当該コースに1分41秒9の逃げ切りあり。ただ、競りかけられるとモロい、逃げ馬の宿命とはいえ、前走は馬体も減り少し負けすぎ。ノーガードの打ち合いになれば、セレッソレアルも圏内。6歳夏のダート転向だが、カレンバッドボーイは、調教や血統的には砂もOK。

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【ヒモ荒注】強い相手に2着と前走好走したロンドンタウンが、今回のメンバーでは力が上。この距離にも、しっかり対応…というか本来の適性はここにあるのではと感じさせる、巧みなレースっぷりは信頼度が抜群。ここは相手探しの一戦ではないだろうか。その筆頭が重馬場で2勝の実績があるミッキーシーガル。すんなりハナを奪えたら、想像以上に◎を苦しめるかも知れない。

【波乱含み】これは難解。脚抜きのいい馬場での先行利が見込めそうな、10コスモピーコックを本命に推したい。ここは昇級戦だが前走内容は優秀で、稽古での動きも及第点。配当的な妙味もありそうで、狙ってみる価値アリと判断した。相手は、09ロンドンタウンと14インテグラードの2頭が上位評価組。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負する。

【小波乱】ロンドンタウンは潜在能力が高い。力をつけているタニノマンボ。カレンバッドボーイはダートで一変。

同距離コース105という高数値ならば◎ロンドンタウン。小倉ダートが合ったのだろう。相手にはこれも前走同距離コース102で○セレッソレアル。そこに同97▲アチーヴと同98☆コスモピーコック。平均値低いが同97△セフティーエムアイもある範囲。

1000万では実力で勝る9ロンドンタウンが主力。タイミング良く仕掛ければ抜け出せる。対抗は11タニノマンボで昇級でも差はない。