【今年の夏も色褪せず】夏の北海道はエポワス、9歳にして意気軒昂。今春は大阪-ハンブルクCでオープンを奪取。GIIIの函館SSを1分7秒2・3着にしぶとく食い込み、前年以上の活躍を見せている。前走後は短期放牧、一昨年レコ勝ちのUHB賞に向け、青写真通りの仕上げができている。

　次位にはヒルノデイバローを抜擢。京王杯SCは逃げて0秒4差の4着。6Fで55キロなら、戦法を少し矯正すれば、好勝負できるだろうと、鞍上の横山典が思案中。イッテツは、ステップレースの函館SS5着。〔2120〕の得意とする札幌に向け、切れ脚を磨いてきた。

　タマモブリリアンは、人気もあったのだろうが、ルメールにしては珍しく前走は下手な位置取りだった。格上挑戦、51キロなら、大胆に乗れる。メンバー的に、アルマワイオリも好勝負。アドマイヤゴッドは、前走ティータンの懸命さによく反応した。

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【伏兵多し】2イッテツは長く勝ち星から遠ざかっているが、ベストの条件は洋芝のスプリント戦。前走重賞を叩いて、目標のこのレースへと駒を進めてきた。ハンデも手頃。絶好の狙い時だ。10ナインテイルズは前走で控える競馬を経験。決め手が覚醒するかも。6アドマイヤゴッドは今夏絶好調。昇級しても通用する。

平均値トップは前走の函館同距離戦も108でキッチリ馬券になっている9歳○エポワス。今回もトップハンデで衰えがない。だが狙うのは前走でダートから芝の短距離に戻って105を出した◎イッテツ。ハンデ2キロもらえば今回は逆転ありだ。3番手にはやはり54キロは有利▲アドマイヤゴッド。一発は軽量☆タマモブリリアン。

滞在競馬向きで洋芝は得意な7タマモブリリアンが主力。51キロのハンデは魅力でうまく仕掛ければ差はない。次位は5エポワスで重賞の好走からチャンスは十分。▲は9アルマワイオリで小回り向きで決め手は上位。