【予想はまず能力ありき】
ディアデルレイの母は芝重賞3勝(
オークス3着)。母とは少し路線は異なるけれど、父に
キングカメハメハを迎え、筋肉量の豊富なダート馬として完成しつつある。ダート経験三度という中で、〔2100〕。
錦秋Sは、時計の出やすい脚抜きのいい馬場とはいえ、1分34秒6という、
武蔵野S並みの高速タイムで、横綱相撲で完勝。「芝からのスタートでないのがカギになる」と、陣営は言っているし、確かに右回りは久しぶり。東京マイルとコーナー4つの中山1800ダートは、適性の違うことが多いけれど、諸々の課題を一気に打破。まず能力ありきで◎を打ちたい好素材だ。
バスタータイプは、昨年の
総武Sの勝者、GIII・
マーチS2着馬。内田も前年同様のパフォーマンスを、馬にも自分にも言い聞かせている。
モンドクラッセは、単騎マイペースに持ち込めば、怖い怖い単勝候補。
ピオネロは、ひと絞りできれば、まだ違う競馬ができるか。乱ペースなら
サンマルデュークがゴール前急浮上。
センチュリオンも折り合えば勝ち負け。