11R

チャンピオンズC

15:30発走 / ダ1800m (左) / 天候:晴 / 馬場:良
4回 中京 2日目 サラ系3歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 16頭
本賞金:9700,3900,2400,1500,970万円
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 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

1

-

13

1点 1000円

馬連流し

4

相手

1

13

2通り 各2000円

馬連流し

4

相手

7

10

12

14

4通り 各1000円

ワイド

4

-

10

1点 1000円

望田潤の見解

 ステイヤーズSアルバートが3連覇の偉業。アドマイヤドン(フォールアスペン、トニービン)にノーザンテーストというハイペリオン色濃い成長力に富む配合が、息の長い活躍を支えているというべきだろう。

 コパノリッキーもヌレイエフ(ハイペリオン4×4)、フォールアスペン(同3×4)、トニービン(同5×3・5)から濃厚なハイペリオンを受け継ぎ、だから直線先頭に立ってからの頑張りが身上で、7歳の今年も揉まれず運べればかしわ記念も南部杯もJBCスプリントも好走している。

 ここは何が何でも行きたい馬はいないから、ジンソクが番手でいいという出方ならば、内枠からハナに立てるのではないか。ただジンソクはいつもうなりながら4角で先頭に立つので、あと200mが苦しくなってしまうかもしれない。

 マニアックな血統解説はここでは避けるが、テイエムジンソクノンコノユメは実は非常に配合パターンが似ている。だからジンソクがG1を勝ちきっても驚けないのだが、両者の比較ではスーパー名繁殖コートリーディーのニアリークロスでまとめたノンコノユメのほうが配合は上だ。前走でキッカケは掴んだし、連続騎乗のクリスチャンがどう乗ってくるか、この名配合にもう一度◎を打ってみたくなった。

 ロンドンタウンも好きな配合だが理想はもう少し軽い馬場か。キングズガードとのワイドや○▲のタテ目行った行ったも買いたい。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

2

7

11

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

2

相手

1

7

11

13

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

7

相手

1

2

11

13

15

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【その覚悟を買う】サウンドトゥルーの連覇に期待。東京大賞典・JBCクラシックなど、交流GIタイトルも保持しているが、中京1800ダートでもジュライS勝ちなど、[2010]という良績を残してきた。チャンピオンズCは、一昨年が1分50秒7で3着、昨年は1分50秒1に時計を更新して一気差し。

 本年後半は日本テレビ盃2着、大井のJBCクラシックを直線強襲。7歳冬を迎えても、毛艶は冴えわたっている。JBCクラシックも、道中はロスなくインを回り後方待機。ひと呼吸入れたぶん、終いもうひと加速して切れた。14番枠は内のライバルたちの動きをはかれると思えばプラスにも働く。外スパイラルコースの中京も、直線勝負に徹しきる「覚悟」はできている。

 対抗はJBCクラシック2着のケイティブレイブ。三走前の帝王賞は、直線勝負が確かにハマった。続戦の日本テレビ盃は怖るゝ動かした感じもあったろう。しかし前回は正攻法の構成で2着連対。2番枠は絶好、後続の脚色をうかがいつつ、コースロスなく運べる。直線のスパートのタイミングひとつで首位奪取も十分。

 単穴はロンドンタウン。全成績は[73010]。4歳馬にしてはキャリアも多いが、エルムSは、ターゲットがはっきりしていたにせよ力でねじ伏せるレコード勝ち。コリアCは一転、自らレースを主導し、後続を引き離す大楽勝。帰国後の好調教、そして自在型への変身は本格化の現れ。

 テイエムジンソクも気力充実。北海道シリーズの一連の走破タイムと内容に地力強化がうかがえたが、前哨戦のみやこSも1000m通過・1分0秒1というミドルペースを4角先頭策から押し切っている。初の左回り、GIのプレッシャーは傍目でみるより大きいかもしれないけれど、勝負事はシンプル・イズ・ベストという時もある。

 昨年の2着馬アウォーディーは休み明けをひと叩き、ミシっと身体が張ってきた。左回りのほうがフットワークもスムーズだ。アポロケンタッキーの前走の敗因は発馬の一完歩の躓きがすべて、流れひとつで一変十分。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連流し

2

相手

4

8

2通り 各500円

3連複軸1頭流し

2

相手

3

4

7

8

13

14

15通り 各600円

須田鷹雄の見解

 今年は実績豊富な7歳馬が3頭いるが、JCダート以来7歳馬の優勝は無く、複勝率も高くはない。アウォーディーはJBCクラシックのときに以前より反応が悪かったように見えたし、コパノリッキーは1枠1番が諸刃の剣になりそう。個人的に△サウンドトゥルーだけは外せないと思っているのだが、他の2頭は思い切って無印とし、そのぶん若い馬の可能性に賭けようと思う。

 ◎ケイティブレイブはJBCクラシック2着だが、前走惜敗組が良い馬券になるというのはJCダートの頃からのパターン。ちょっと内過ぎる枠を引いたが、五分に出てダッシュがつけば武器になるし、引いて差しになったとしても帝王賞以上のディスアドバンテージを背負うことはないだろう。

 ヒモ馬に穴を入れるということで○▲を指名した。ともに調教はいまひとつだが、このレースでデータに合わない馬が来るときは叩き2戦目であることが多い。目に見えづらくても良化していると考えたい。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
13テイエムジンソク(1人気)
11アウォーディー(4人気)
10キングズガード(11人気)
14サウンドトゥルー(2人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

10

11

13

14

12通り 各400円

3連単BOX

10

11

13

14

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

攻めの予想 netkeibaローカル本紙の予想

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netkeibaローカル本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

8

相手

6

9

10

12

13

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

13

相手

6

9

10

12

14

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

8

2着

12

相手

6

9

10

13

14

30通り 各100円

netkeibaローカル本紙の見解

【混戦模様】秋2戦目で、今回軌道修正に成功すると見て8グレンツェントを狙ってみる。年明けの東海Sを勝ったとき、多くのファンも今年のダート戦線の主役を張る器だと感じた。その後の敗戦は力負けではなく、細かいボタンの掛け違いを積み重ねた結果。前走、厳しい競馬をして、眠っていた闘志に再び点火。先週ジャパンカップを制したボウマン騎手の勢いにも乗っかりたい。

 13テイエムジンソクは、自由自在に動けることが強み。近走に比べてペースは速くなりそうだが、逆に良さが加わる可能性に期待したい。

 単穴に12カフジテイク。距離延長が心配されるが、昨年は4着ながら強い競馬。少し反応に鈍さが出てきた今なら、このくらいの距離の方が合うかも。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

11

13

14

10通り 各400円

3連単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

2

11

13

14

60通り 各100円

栗山求の見解

 ミツバは「カネヒキリ×コマンダーインチーフ」という組み合わせ。父カネヒキリは現役時代に最優秀ダートホースに二度選出された名馬で、種牡馬としてもロンドンタウン(エルムS、佐賀記念)、アルタイル(マーチS-3着)、ディオスコリダー(OP)、メイプルブラザー(OP)といった優れたダートホースを送り出している。サンデーサイレンスの父系を受け継ぐダート向きの種牡馬としてはゴールドアリュールに次ぐ存在だったが、昨年春に惜しくも早世してしまった。

 母セントクリスマスは中央未勝利ながらサイドワインダー(関屋記念)、プリンセスジャック(桜花賞-3着)をきょうだいに持ち、2代母ゴールデンジャックは重賞2勝馬でオークス(G1)2着馬。その全弟スターリングローズはダート重賞を6勝した名馬。高いポテンシャルを感じる血統だ。

 チャンピオンズC過去3回の連対馬6頭のうち3頭はミスタープロスペクターのクロスを持っており、また、中京ダート1800mはロベルト系が好成績を挙げている。今回の出走馬16頭中、ミスタープロスペクターのクロスを持ち、なおかつロベルトを抱えた馬はミツバただ1頭。

 前走のJBCクラシックは2番手から早めに動いて3着という好内容。なぜか走る気を出さなかった前々走を除けば馬が充実期に入った感があり、もともと右回りよりも左回りが得意な馬。さらに、枠順は絶好の3番枠。好走の条件がそろったので一発があっても不思議はない。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2014年に阪神から中京へコースが替わって名称も一新。フェブラリーSと並んでJRAのダート路線の頂点を決するレースである。芝のチャンピオン決定戦は距離によって細分化しているが、ダートでは多くの馬がひとつの頂きを目指す。必然的にこのレースではオールスターが激突する構図になり、芝のジャパンCを超えるような激しいレースになることが多い。

1.スタミナが問われる一戦

 交流のダートグレードレースは実質的にはJRA勢3-4頭による争いになることが大半だが、それと対照的に、JRAで行われるダートGIでは五指を超える有力馬が争覇圏内にひしめくのが通例だ。レース展開も交流重賞のようにすんなりした流れにはならない。直線に坂があるコースで行われることもあり、ダート1800mという字面以上のスタミナが要求される。過去5年(JCダートを含む)の勝ち馬にはいずれも2000m以上の長い距離のレースで勝ち鞍があった。

2.ベテランの壁は厚い

 スピードが要求されるフェブラリーSと違って、スタミナ要求度の高いこのレースでは若い馬は苦戦を強いられる傾向がある。4歳馬の勝利は2010年のトランセンドが最後で、以降3・4歳の連対は一昨年2着のノンコノユメただ一頭。世代交代はフェブラリーSまで待たされることが多い。

3.人気馬同士の決着は例外的

 過去10年で、上位4番人気以内同士でワンツーしたことは一度もなく、毎年必ず1頭は人気薄の馬が連絡みして高配当になっている。展開的に紛れが生じやすいことにくわえて、このカテゴリーには有力馬が多数ひしめいているため、人気の盲点が発生しやすい。人気馬から穴馬への流し馬券が有効だろう。

 サウンドトゥルーは昨年の当レースの勝ち馬で、前走はJBCクラシックを勝利。チャンピオンズCでは一昨年も5番人気で3着しており、地方交流よりも当レースのほうが追い込みが決まりやすいぶん安定感がある。7歳馬だが去勢しているため能力の衰えは緩やかだ。むしろ早めに動けるようになって、ここに来て充実期を迎えている印象もある。

 ケイティブレイブは帝王賞の勝ち馬。主導権を握れなかったJBCクラシックでも2着と、レースぶりに幅が出て安定感を増した。中央のレースでの好走歴が少なくスピード勝負への対応がカギになるが、4歳馬の上昇度で克服は可能と見る。アウォーディーのJBCクラシック4着は内で窮屈になったのがおもな原因。当レースでは昨年2着した実績もあり、スムーズなら巻き返しは容易だろう。

 ロンドンタウンは今年になって重賞を3勝。伸び盛りの4歳馬で、2000mの佐賀記念を勝っているようにスタミナ勝負にも不安は少ない。テイエムジンソクみやこSの勝ち馬。レコード決着を2着に粘ったエルムSも敗れてなお強しという内容だった。今回は相手強化に加えて初めての左回りへの対処がカギに。

 コパノリッキーはJBCスプリントで出遅れながら2着と強さを示した。今回は距離延長となるが、中京1800mにも勝ち鞍があり、要はスムーズに流れに乗れるかどうかだろう。カフジテイクは短距離を中心に使われているが、昨年の当レースで小差4着の実績がある。ルメール騎手への乗り替わりも魅力で、無欲の一発が怖い一頭。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

14

相手

1

2

4

7

9

12

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

4

相手

1

2

7

9

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

14

2着

2

相手

1

4

7

9

12

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

タイム指数がなかなか機能してくれないレースのひとつ。ここも指数頼みで単純に推していてもダメだ。平均値トップのテイエムジンソクはかなり数字はいい。だがコース初で大きく割引。今年は同距離コース重視でいく。軸は125◎サウンドトゥルー。相手に○ノンコノユメと▲ケイティブレイブ。一発で☆コパノリッキーとした。ここも混戦状態でかなり厄介。オッズが割れそうなのでなんとかして馬券は獲りたい。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

13

相手

2

7

9

11

12

14

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

14

相手

2

7

9

11

12

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

13

2着

11

相手

2

7

9

12

14

30通り 各100円

田沼亨の見解

上昇度という点からNo.1の13テイエムジンソクで攻める!体質が強化されて大幅にパワーアップ。父譲りの非凡な砂適性からGI獲得はある。次位は14サウンドトゥルーで冬場に調子を上げるタイプで連覇は可能。▲11アウォーディーは安定感抜群で、昨年2着の雪辱を晴らすか。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

13

-

14

1点 3000円

馬連流し

13

相手

2

9

2通り 各2000円

馬連流し

13

相手

3

7

11

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 このコースで行われるのは今年で4回目。前身のJCダートを含めた過去17回のデータを重視するよりは、あくまでこのコースの傾向を第一に考えるべきだろう。その中京1800ダートは、メンバーによって極端なハイペースにもスローペースにもなることが多く、速くなれば思わぬ伏兵でも届くし、遅いと能力不足の馬でも粘ってしまう。何よりペースの読みが一番大切である。

 今年のメンバーを見渡すと、どの馬が逃げるにせよ近2年のような速いペースにはならないと見て、◎はテイエムジンソクとした。少し追い不足と見ていた前走のみやこSは、早目に前を追いかけて、並みの馬なら最後に止まってしまう展開だったが、そこから直線で後続を突き放してしまったのだから、想像以上の本格化と見るべきだ。相手はかなり強くなるが、今の充実ぶりと展開の助けがあれば、GIにも手が届いていいだろう。

 相手は、展開を問わず自力で追い込める昨年の覇者サウンドトゥルー、スタートを互角に出てスムーズな競馬ができれば巻き返しも十分あるゴールドドリーム、自在性を見に付けたケイティブレイブの順。あとは、ミツバアウォーディーロンドンタウンまで押さえる。

厳選予想 ウマい馬券