東西の
金杯も名物レースだが、この
万葉Sも名物レース。最近の傾向を振り返ると、以前ほど
ステイヤーズS組は好走しておらず(そもそも有力馬の出走も少ない)、むしろ準オープン組の活躍が目立つ。しかも準オープンを勝ってくる必要は全く無い状況で、掲示板以内なら上出来、なんなら6-9着でもそれなりにチャンスはある。
脚質的にはやはり前で進められるほうが有利。本質的なステイヤーが多くいる状況ではないので、3000mを走ると最後は前も後ろも脚色が同じというようなことになりやすい。年齢別成績では5歳馬が強く、高齢馬の過剰評価には気をつける必要がある。
ここは◎
マイネルサージュ、○
スピリッツミノルと5歳勢に期待する。◎○の差は堅実性がひとつ。また前走オープン特別組が近年全く来ていないので○を下げる形となった。
◎は血統そのものにステイヤー色があるわけではないが、長めの距離を先行するのがベストの形であることは確か。ここはハナに行きたいような馬も何頭かいるが、初手はその直後で進めればよい。