【意識変革】マインシャッツが大人になりつつある。阪神1800mダートを1分49秒9で競り勝った3歳3月期。すぐにでも重賞勝ち負けを期待したが、どうも若さが抜けきらない。同時に体力も消耗し、立て直しを余儀なくされたが、懸案のイレ込みもほぼ解消。前走はインをすくわれ2着に敗れたものの、追い出しのタイミングや癖も手の内に入った。

　オースミラナキラ、カフジキングの五条坂特別3・2着馬との追い比べが本線。操縦性とレース運びの上手さは本命のほうが上だが、両者ともにまだ上積みを残している。

　スピナッチは、現級勝ちの経験あり。休み明け2走目の前走0秒3差の4着と見せ場を作り、叩き上昇が見込める。武豊の手腕に拠る部分も大きいが、モツれた展開になればイーストオブザサンの差し込み。ウエスタンパレードの流れ込みを連下に押さえておきたい。

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【順当】京都コースは阪神コースほど走らないということもあっただろうが、前走は1900mという特殊な距離が合わなかったと判断したいオースミラナキラ。100m短縮すれば直線途中で伸びが止まることもなく、しっかり前を捕らえてくれるだろう。相手はジリながら大崩れしないマインシャッツ。今回は逃げの手に出そうなウエスタンパレード。

【能力上位】07マインシャッツの能力は、現在の1000万下では間違いなく上位。あと一歩のレースが続いているが、少頭数でもあるここならば、キッチリ決めてくれそうだ。相手は少しひねり気味に、08ウエスタンパレードと03イーストオブザサンを上位に評価。本命の勝率が高いとみて、◎の1着固定から流す馬単・3連単主体でいきたい。

【小波乱】マインシャッツは態勢が整った。クラス慣れが見込めるニホンピロシナバー。ハイランドジャガーはこのコースが合う。

ちょっと微妙な指数並び。まあ前走100を持っているタイプは重視していきたい。デムーロに乗り変わりの◎カフジキング抜擢。距離では実績ないがまあいけるだろう、相手に○オースミラナキラ。さらに▲イーストオブザサン、8歳でも一発は☆ハイランドジャガー。

クラス3戦目で確実にパワーアップしてきた5カフジキングが有力。脚抜きがいい京都向きでデムーロへの鞍上強化策も魅力。○は7マインシャッツで先行力は上位で能力も互角。