2016年あずさ賞は1着から乗込併用、標準多め併用、スパルタ坂路という調教タイプでの決着。開幕週の京都芝は長めですから、運動量が必要ということかも知れません。まして、3歳の芝2400mともなればなおのこと。今年は7頭立てですが、芝の状態は昨年に近いだけに、やはり運動量は必要。

　そうなると圧倒的人気が予想される◎アドマイヤロブソンでも仕方ありません。調教タイプが乗込併用であることはもちろん、トラックのダブル最速に該当していたり、春開催京都芝2400mに良績残す友道康夫厩舎だったりと買い材料ばかりです。

1.アップルパンチ
今回：連闘
前回：乗込トラック

2.タガノシャルドネ
今回：馬ナリ平均併用
前回：軽目坂路

3.ヒシマサル
今回：急仕上げ坂路
前回：馬ナリ平均坂路

4.スズカホワイト
今回：標準坂路
前回：乗込坂路

5.フリーフリッカー
今回：標準坂路
前回：馬ナリ平均坂路主体

6.ブラックジェイド
今回：一杯平均併用
前回：一杯平均併用

7.アドマイヤロブソン
今回：乗込併用
前回：標準多め併用

【絵図は描けた】アドマイヤロブソンは、まだまだ進化する。アザレア賞はキャリア三戦目、初の2400m。直線勝負でどれくらい走れるか、スローは承知で構えは最後方。勝ち馬のベラボーな才能は少し誤算だったが、上がりのレースラップは11秒0-10秒9-11秒8。距離適性や近い未来の絵図は描けた。条件二度目、京都にかわっても同等以上の好レースが可能とみた。

　目標はブラックジェイド。大寒桜賞は1000m通過が1分0秒9-2000m通過は2分1秒6と、本年のレースレベルも高い。少し離されはしたが、同レース3着のスズカホワイトも小差。この組み合わせなら、ちょっとジリでも、ヒシマサルも圏内となる。

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【順当】前走も追われてからフラフラしていたように、まだまだ若さを見せている7アドマイヤロブソン。ただ、それでも激戦の2着争いを制するなど力は上の存在。ルメール騎手ならソツなく、勝つべくして勝つ競馬をしてくれるだろう。6ブラックジェイドは単騎で行ければ粘り強い。3ヒシマサルは芝に戻って、今回が試金石となる。

【波乱含み】少頭数ながら、意外に紛れがありそうな一戦。本命には、2走前の先行内容がいい04スズカホワイトを抜擢する。少頭数でこの距離ならば流れは落ち着くはずで、しかも開幕週の絶好馬場。展開利は絶大と思われる。相手は、06ブラックジェイドと05フリーフリッカーを上位にチョイス。◎○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で、高配当を狙う。

【小波乱】アドマイヤロブソンは力上位。しぶといタガノシャルドネ。フリーフリッカーはこの距離が合う。

少頭数の割には難しいレース。これもコース値の差で◎アドマイヤロブソン軸だ。相手は○ブラックジェイドと▲フリーフリッカー。☆スズカホワイト、△ヒシマサルまでか。

スタミナ型で長丁場向きの7アドマイヤロブソンが中心。気分よく走れば差し切れる。○は6ブラックジェイドで積極策から逆転は十分。