11R

天皇賞(春)

15:40発走 / 芝3200m (右 外 C) / 天候:晴 / 馬場:良
3回 京都 4日目 サラ系4歳以上 オープン       (国際)(指) 定量 17頭
本賞金:15000,6000,3800,2300,1500万円
  • Course コース詳細
  • IPAT連携

 望田潤の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単フォーメーション
1着

3

15

2着

3

15

16

相手

3

6

7

10

15

16

16通り 各500円
3連単フォーメーション
1着

3

15

2着

3

15

相手

16

2通り 各1000円

望田潤の見解

 2強の線が崩れるとしたらスタミナ持続戦になったときだろうが、ハーツクライ産駒は京都の下りが得意ではないので菊や春天では好走はしても勝ちきれない。やはり勝つのはどちらかで、2着3着にスタミナで差してこれる馬を配置するしかないだろう。

 シャケトラヴィクトワールピサをサドラー的に重厚にしたイメージの捲りだから、春天やJCよりも有馬や宝塚で買いたい。ステイゴールドでスタミナを入れたレインボーラインを2着に塗る。

 古澤秀和の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
単勝

15

1点 10000円

古澤秀和の見解

【パドック速報対象レース】
 当レースはパドック速報対象レースです。レース発走20分前に最終結論(印・買い目・見解)を公開します。パドックの気配で前予想と最終結論が変わる可能性がありますので、予めご了承ください。

3番:仕上がる。
7番:トモ良い。
15番:腰がパンとして万全の態勢。

ラップ理論を駆使 丹下日出夫の予想

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丹下日出夫

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

3

6

7

12

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

3

相手

1

6

7

12

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

6

相手

1

3

7

12

16

30通り 各100円

丹下日出夫の見解

【思った以上の力差が】明けて4歳春。サトノダイヤモンドが、持久力、瞬発力、底力など諸々の研磨を重ね、求める理想像に近づこうとしている。菊花賞を3分3秒3で同世代の頂点に立ち、続く有馬記念も、クビ差ではあるがキタサンブラックを競り落とし、古馬相手のGIでも結果を出した。

 しかし昨年秋の第一の目標は菊花賞奪取。有馬参戦は流れの中での出走であり、有馬は力試しであり「おまけ」(それでも勝ったが)?しかし、明け4歳春の目標は天皇賞、となればローテーションも体造りも明確。年明けは本番を逆算する形で攻め馬の質や負荷をワンランク上げ、理想とする最高型の研磨を施すことができる。

 なるほど前哨戦の阪神大賞典は、1000m通過が1分1秒5-2000m通過・2分1秒9というタフな平均ラップの上に立ち(中だるみなし)、レコードに0秒1差の3分2秒6と、歴代の阪神大賞典でも突出した最高タイムで楽勝を演じている。京都コースは3戦3勝、3-4コーナーの下りで一気にスピードに乗れる。極端な折り合い難か、アクシデントでもない限り、順当に勝ち負け。

 もちろん、キタサンブラックは強敵。GI昇級となった大阪杯は、前年の記録を1分58秒9に更新。聞けば有馬記念後は、栗東の坂路を一日3本登坂したこともあったという(通常は2本、1本というひ弱な馬もいる)。天皇賞前は4000m超えのコース追いをこなした。浮き立つ筋肉と、どんな流れにも怯むことのない精神力は地道な鍛錬の賜物だろう。サトノダイヤモンド以外とは勝負付けは終わっている。

 負けたとしても2着かなとは思うが、ダイヤモンドのバージョンアップが思った以上に大きく、直線半ばで早めに交される厳しい展開になると、漁夫の利を得るのがシュヴァルグラン。前年の阪神大賞典の優勝タイムは3分5秒8だったが、一年経って大幅に時計を更新。前回はダイヤモンドより先に動いたが、今回は人気二頭を前に置き、呼吸をはかって追い出せばいい気楽な立場。距離も長ければ長いほどいい。

 惑星は昇竜シャケトラ。中山の2500mはペースによって数値が乱降下する特異なコースとはいえ、日経賞の2分32秒8は昨年の有馬と0秒2差。58キロ未経験のぶん、連下としたが、少し乱暴だが、蓋を開けてみたら3200mの適性も、実は能力も一番上だったという可能性も考えていい。

 いかにもデムーロならありそうだが、気楽に直線勝負に徹し切る、レインボーラインのチョイ差しの2-3着。スタミナならアルバート。昨年は6着だったが一年経って力量アップ、マラソンランナーだって成長する。

至高の頭脳 須田鷹雄の予想

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須田鷹雄

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

2

-

3

1点 800円

ワイド

2

-

3

1点 2000円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

2

相手

1

6

7

8

12

15

36通り 各200円

須田鷹雄の見解

 最近の天皇賞春はとにかく内枠先行馬が有利。今回サトノダイヤモンドが内枠でキタサンブラックが外枠などということになっていたらこじれていたように思うが、先行タイプのほうが内に入った以上、もう◎キタサンブラックからいくしかない。△サトノダイヤモンドはインに入れようと思ったらかなり下げなくてはいけないし、いくらシビアさに欠ける日本の競馬でも、この有力馬を易々とラチ沿いに入れることはないだろう。サトノが先行策をとったら面白いが、それはあくまで妄想の類で、それを前提の予想はできない。

 馬券的な本音は○ラブラドライト。51キロで2,2着してきた馬が一気に58キロだから常識では買えないが、常識を言っていたら取れないのが天皇賞春の穴でもある。そとからヤマカツライデンが来るとして、◎を前に入れずに○が番手のインを取ったらちょっと面白い。鞍上の穴っぽさもあって期待したくなる。

徹底データ分析 コンピューター予想の予想

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コンピューター予想

予想印
1シャケトラ(3人気)
16レインボーライン(7人気)
15サトノダイヤモンド(2人気)
13トーセンバジル(9人気)
買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単BOX

1

13

15

16

12通り 各400円

3連単BOX

1

13

15

16

24通り 各200円

コンピューター予想の見解

各馬の上昇度・脚質・騎手・調教師・血統データを「先週最も儲かった」設定で解析。導き出された4頭の馬単・3連単ボックスで勝負!

なお、プレミアムサービス(※)にご登録されますと、中央競馬全レースで、上昇度・脚質・騎手・調教師・血統の項目を自由にカスタマイズして予想することができます。各レース情報ページの予想タブから「CP予想」にお進みいただき、ご利用ください。

※netkeiba.comのスマートフォン版・競馬総合チャンネルでは、プレミアムコースにご登録されますとご利用頂けます。

高配当もズバリ! netkeiba関西本紙の予想

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netkeiba関西本紙

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

15

相手

1

3

5

6

12

10通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

1

相手

3

5

6

12

24通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

15

2着

3

相手

1

5

6

12

24通り 各100円

netkeiba関西本紙の見解

【順当】昨年のグランプリホース対年度代表馬の第二ラウンド。後者のセールスポイントは昨年の勝ち馬という経験値の豊富さ。しかし、昨年とは状況があまりに違い過ぎる。昨年は2番人気だったとはいえ、直線で一度交わされた馬を慌てず差し返したように、鞍上の武豊騎手は相当に自信を持っていたように思える。「まぁ負けないだろう」とファンは分かっていなかったが、名手はわかっていたはず。それと比べて、今年は一度負けた馬に対してのリベンジの場。間違いなく今年の方がレベルが高い。

 15サトノダイヤモンドはこれから先の活躍次第であるが、10年に1頭以上の逸材の可能性が高く、3キタサンブラックは去年のように悠長な競馬で賞金を搔っ攫うことなど出来ないだろう。本命サトノダイヤモンドに戦略など要らない。当然、枠の不安など皆無。強いものが、ただひたすら強い競馬を見せる。春の天皇賞は元々、そういう舞台。たまにはド真ん中の長距離戦を見せて欲しいという願いを込めて本命にした。

 すべてがうまく行き過ぎているキタサンは、逆に怪しさが漂うため単穴まで落とす。対抗は1シャケトラ。とにかく、ここ3走の内容が優秀。斤量増の不安はつきまとうが、◎▲に苦渋を舐めさせられた相手よりは、積極的に買いたい要素が詰まっている。

 栗山求の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
3連単1着流し
1着

15

相手

1

3

6

7

16

20通り 各500円

栗山求の見解

 ◎サトノダイヤモンドは「ディープインパクト×オーペン」という組み合わせ。母マルペンサは南米アルゼンチンで芝・ダートを問わず活躍し、2000mのG1を3勝(芝1勝、ダート2勝)した名牝。母方にダンジグ、アリダー、ノーザンダンサーのクロスを持つディープ産駒は本馬のほかにドナウブルージェンティルドンナの姉妹、ミッキーアイルサザナミなどが出ており、連対率は50%を超える。

 好配合に由来する中距離能力はディープインパクト産駒としては歴代屈指であり、現在、菊花賞(G1)と有馬記念(G1)を含めて重賞4連勝中。後者ではキタサンブラックをクビ差くだしている。1番人気に推された3歳馬が有馬記念を勝つのは、1977年以降の40年間でわずか4頭しか達成していなかった偉業で、84年シンボリルドルフ、94年ナリタブライアン、11年オルフェーヴルは三冠馬、12年ゴールドシップは引退までにG1を6勝した名馬と、日本競馬史上に残る名馬ばかり。サトノダイヤモンドはこれらに比肩しうる逸材だろう。

 気性が穏やかでセンス抜群、なおかつ伸びのある馬体から繰り出す美しいフォームには無駄がなく、スタミナのロスが少ない。3000m以上の長距離戦を2戦とも楽勝しているのは、そうした燃費の良さも理由だろう。今回の京都外回りコースは2戦2勝。いずれもワンサイドで勝っており適性が高い。キタサンブラックを目標にレースを進めれば決め手の差でこちらに軍配が上がる。

最速予想 netkeiba編集部の予想

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netkeibaデスク

netkeiba編集部の見解

※月曜段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春の天皇賞は、数少ない長距離の大一番ですが、最近はすっかり「荒れて当たり前」のレースとして定着してしまいました。最近10年間で1番人気に応えて連対を果たした馬は、一頭もいません。

 どうして人気馬が簡単に負けてしまうのか。ひとつの原因として、京都の馬場の高速化が進むことで、スタミナだけではなくスピードが求められるようになっていることが挙げられるでしょう。

1.阪神大賞典組より中距離ステップ

 阪神大賞典からの臨戦馬は、最近10年間で3勝していますが、出走頭数自体が多いこともあって、連対率としては7.3%にとどまり、13.5%の日経賞、33.3%の大阪杯に対して遅れをとっています。3000mのGII戦ということで、毎年長距離志向の強い馬が集まりますが、そのために本番のスピードレースとは関連性の薄いラップ推移になってしまうことが不振の原因だと思われます。

2.先行する準備はできているか

 過去10年で阪神大賞典から臨んだ馬は[3-1-4-47]ですが、「阪神大賞典で4コーナー2番手以内だった」馬の成績が[3-1-1-16]。つまり、阪神大賞典組で天皇賞で連対した馬は、すべて前走で4コーナー2番手以内の競馬をしていた、ということです。阪神大賞典組に限らず前走の脚質が「先行」だった馬は[6-3-4-43]。近年の天皇賞で勝負に行くためには、序盤に脚を使って好位を確保する必要があります。折合に不安があるような馬ではそれもままならないのだ、というデータ。

3.ベテランのキャリアが活きる

 過去10年間で4歳馬が4勝を挙げていますが、5、6歳も3勝ずつしていて、連対数ではそれぞれ6・7・5と互角です。一昨年の勝ち馬ゴールドシップは春の天皇賞には3度めの挑戦でしたし、2012年のビートブラック、2010年のジャガーメイルもそれぞれ2度めの挑戦での勝利でした。これらの馬はいずれも以前の参戦では馬券圏外に敗れており、敗戦経験を活かしての巻き返し勝利だったことは注目されます。つまり、春の天皇賞では、キャリアを積むことで成績が上がる余地があるのです。

 昨年の有馬記念で接戦を演じたサトノダイヤモンドキタサンブラックの両雄が、それぞれ阪神大賞典大阪杯で強さを見せつけて再び激突します。二強対決という前評判ですが、過去のデータからスクリーニングすると、中距離ステップ、先行脚質、春の天皇賞経験を兼ね備えたキタサンブラックが、軸馬としての信頼性ではっきりとリードしています。これまで直線に坂のない京都では3戦3勝。有馬記念ではライバルとの着差はクビでしたが、今回はリベンジするチャンスです。

 サトノダイヤモンドについて唯一引っかかるデータは、阪神大賞典組で先行していなかった、という点。それでも4コーナーでは4番手でしたから、難癖に近い面はあります。しかし、10頭立てだった阪神大賞典よりは馬群を捌くのが難しくなることは確実です。近年の天皇賞(春)では、毎年のように直線で大渋滞が起こっていますから、差し馬はひとつリスクを背負うことになります。

 シュヴァルグラン阪神大賞典ではサトノダイヤモンドに完敗の形ですが、ライバルより一歩先に動いて、4コーナー2番手の競馬だったことに注目。あれは、天皇賞で勝ち負けするためにあえて打った布石だったと考えます。昨春の天皇賞でも3着しており、キャリアを積んだ今年は昨年以上の結果を期待できます。

 ゴールドアクターは年齢とともにズブさが出ている印象ですが、そのぶん適性がシフトして長距離戦仕様になっている可能性が考えられます。中長距離GIを5戦して3回馬券圏内に入っている実績馬を、前走だけでは見限れません。天皇賞挑戦2度目というのも買い材料。

 アルバートもまた天皇賞挑戦は2回目。去年と違って、今年は前走のダイヤモンドSで58kgを背負って勝ってきた点が強調できます。天皇賞は数少ない定量58kgのレースですから、前走の斤量は重ければ重いほど成績が良いという傾向があります。

 その意味で、前走の日経賞が55kgでの勝利だったシャケトラは割り引き。日経賞組からは、先行して0.1秒差3着だったアドマイヤデウスの方が上の評価になります。同様に先行力のあるタマモベストプレイも、春の天皇賞には2回目の挑戦。今年は万葉Sを勝つなどステイヤーとしてステップアップしており、ヒモにはくわえたい馬です。ゴールドアクターを降ろされた吉田隼人騎手の意地にも期待。

前半3ハロン理論 小林誠の予想

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小林誠

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

6

10

12

13

15

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

10

12

13

15

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

12

相手

1

6

10

13

15

30通り 各100円

小林誠の見解

【実績信頼】昨年の覇者である03キタサンブラックを、素直に信頼。さらに力をつけてきた印象で、枠番や長距離実績も文句なし。これで、もし2番人気になるようならば「鉄板」だ。相手は、06シュヴァルグランと12ゴールドアクターを上位に評価。◎の1着固定から流す馬単・3連単主体ならば、この買い目でもソコソコのリターンが期待できるはずである。

アグレッシブ予想 藤村和彦の予想

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藤村和彦

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

1

相手

3

6

7

9

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

3

相手

6

7

9

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

1

2着

15

相手

3

6

7

9

16

30通り 各100円

藤村和彦の見解

【小波乱】シャケトラは充実一途。順調な調整過程を辿るキタサンブラックサトノダイヤモンドは心身のバランスがいい。

“絶対数感”の持ち主 大石川大二郎の予想

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大石川大二郎

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

6

8

13

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

8

13

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

15

相手

1

6

8

13

16

30通り 各100円

大石川大二郎の見解

指数ワンツーは人気2頭。大阪杯も獲らせてもらった◎キタサンブラック軸。平均値もトップで馬券にはなる。相手はまず○シュヴァルグラン。ディープ産駒で割引▲サトノダイヤモンドとした。だが相手は昨年学んだ前走値重視。まずは☆シャケトラ。さらに一発用に前走115△トーセンバジル。あとは前走112からデムーロで△レインボーライン。最後の1頭に△タマモベストプレイ。これで決まって欲しい。

元祖“情報” 田沼亨の予想

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田沼亨

買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬単1着流しマルチ
1着

3

相手

1

6

7

13

15

16

12通り 各300円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

6

相手

1

7

13

15

16

30通り 各100円

3連単1着2着流しマルチ
1着

3

2着

15

相手

1

6

7

13

16

30通り 各100円

田沼亨の見解

叩いた効果で心身が充実した3キタサンブラックが盾(春)連覇する!折り合いの心境は顕著で前走同様に先行策から早めスパートで押し切る。次位は6シュヴァルグランでうまく仕掛ければチャンスはある。▲は15サトノダイヤモンドで3勝を誇る得意コースで有馬記念の再現を狙う。

 佐藤直文の予想

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買い目
券種・買い目 組み合わせ・点数
馬連

3

-

15

1点 4000円

馬連

3

-

6

1点 2000円

馬連

1

-

3

1点 1000円

馬連流し

3

相手

7

10

16

3通り 各1000円

佐藤直文の見解

 ハナを主張するヤマカツライデンあたりを先に行かせて、キタサンブラックは番手で控える有馬記念のような競馬ができるはずだが、その有馬ではサトノダイヤモンドがゴール前でキッチリと捉える結果に。ただ、余裕を持って差し切ったわけではなく、斤量が2キロ軽かったにもかかわらず、かなり手こずっていたことも確かだ。差し馬には有利な暮れの開催最終週の馬場だったことを思えば、開催2週目で直線平坦の京都での同斤量なら、どちらが有利かは言うまでもない。◎はキタサンブラックでいいだろう。

 ○のサトノダイヤモンドは当然として、シュヴァルグランにも一角崩しの可能性は大いにある。昨年は道中スムーズに運べていれば突き抜けていたかもしれず、前走の阪神大賞典もサトノに格好の目標とされたもので、力量的に大きな差があるとは思えない。今回は、キタサンをサトノがマークし、その後ろから今度はマークする立場に。2強に何かあったら、飛んでくるのはこの馬だ。

 以下は、京都コースの適性を重視して、シャケトラアルバートレインボーラインアドマイヤデウスまで。ゴールドアクターは上がりの速い馬場が不利と見て軽視した。

厳選予想 ウマい馬券