昨年の鴨川特別。スパルタトラック、標準多め坂路、標準多め坂路で決着しており、2015年の1着馬も標準多めトラック主体。追い切り本数が多い調教タイプが好走するレースだけに、標準多め併用の◎レッドアルティスタ。

　中2週は6戦2勝。小倉で3勝を挙げているように、直線平坦コースは最適。前走よりも好走条件が揃っている状態にもかかわらず、ハンデ戦で54キロ。ここは調教適性を最大限に発揮することができそうです。

1.メイショウガーデン
今回：標準併用
前回：標準坂路主体

2.デンコウインパルス
今回：急仕上げトラック
前回：一杯平均トラック

3.レトロロック
今回：標準多め坂路
前回：標準併用

4.スリーマキシマム
今回：馬ナリ平均併用
前回：軽目併用

5.ラディウス
今回：標準坂路主体
前回：乗込併用

6.サイモンラムセス
今回：馬ナリ平均坂路
前回：標準坂路

7.レッドアルティスタ
今回：標準多め併用
前回：標準トラック

8.サンライズクロンヌ
今回：急仕上げトラック主体
前回：標準併用

9.ダブルイーグル
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準トラック

10.ハッチャンハッピー
今回：乗込坂路
前回：標準多め坂路

11.ビービーブレスユー
今回：一杯平均トラック
前回：一杯平均併用

12.ルナーランダー
今回：馬ナリ平均トラック
前回：標準少めトラック

【連勝V】レトロロックの祖母はGIマイラー・シンコウラブリイ。新馬戦を勝ち続く黄菊賞2着で、クラシックも嘱望されたディープの息子だった。しかし、誰がどう乗ってもじれったい。500万時期も長く、3勝も遠かったが、前走の阪神2200mは2000m通過・2分0秒9という質の高いミドルラップを踏み完勝。元々1000万条件では、少ないキャリアながら1戦して2着1回。ひと皮むけたというか。理想像に一歩近づいた今なら、連勝Vも十分だ。

　次位はサイモンラムセス。マイルから2000mまで、終いは確実な差し馬。叩き三戦、武豊の捌きも込みで、対抗一番手に期待した。ラディウスも、時計こそ平凡ながら今季は3・3着と好結果を残している。ただみんなジリ脚。

　決め手決着になればサンライズクロンヌ。福島2000mの浄土平特別を1分59秒7で逃げ切ったスリーマキシマムの逃げ残り。レッドアルティスタは、松山が得意のフワリ騎乗で間隙を突く。

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【実力伯仲】マークする先行馬がいれば、しっかりと追いかけることができる5ラディウス。長くいい脚を使うタイプなだけに、直線が平坦な京都コースはベスト。ここでは大崩れはしない。3レトロロックは長く続いた500万下生活に、前走ようやくピリオド。勝負どころでモタつく面さえ出さなければ、昇級に泣く器ではない。穴っぽいところでは1メイショウガーデン。うまく内が空けば一気に台頭する。

【順当決着】久々だった前走を快勝した03レトロロック。叩かれて気配はさらに上向いており、稽古でもいい動きを見せた。前走の内容も優秀で、ここも勝ち負けに持ち込めそう。ここは相手も、05ラディウスと06サイモンラムセスが上位評価組と、順当決着の可能性が高い一戦である。◎-○▲の馬連・馬単を厚めに狙いたい。

【小波乱】レトロロックは軌道に乗った。コースが変わりサンライズクロンヌが前進。ハッチャンハッピーは先行力がある。

平均値トップ同位でトップハンデでも◎レトロロックわずかに軸という判断する。今回も人気になると思うが、まだコース79でもディープ産駒ならば問題はない。前走値高い○レッドアルティスタ。さらに▲サンライズクロンヌ。一発に☆メイショウガーデンとする。

格上げ初戦になるが地力は上位の3レトロロックが主力。自在な脚があり直線が平坦なら決め手が生かせる。○は5ラディウスで先行策から抜け出しは可能。