【伏兵多し】チェイスダウンは5月の新潟で500万勝ち、勝って現級据え置きという4歳馬(実質は降級?)。二走前の川田はテン乗り、前走は芝。スタートに注意が必要なタイプだが、やや後方に構えすぎたか。それでも一瞬は伸びかかる素振り。勝ち鞍のある古川に手が戻り、ダート替わり。勝ち負けに向け、予想通り馬体もひと絞りしてきた。

　次位はイサチルホープ。7Fダートに勝ち星があるが、最近は最後の1Fで脚が止まる。今は1200ダートがベストだろう。二走前・芝1200mを3着したように、今日の脚抜きのいいダートも幸いだ。ミヤジマミーの前走は、久々で明らかに重め。最後アゴが上がってしまったが、ダートのキャリアは今回で3戦。やや手薄なこのメンバーなら、粘りこみがある。

　ナムラムートも、ほぼ同じことがあてはまる、新味のある3歳馬。バルコラベーロは、前走は11番人気での激走。全幅の信頼はどうだろう。スーパーライナーの連対時の戦法は逃げだった。

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【波乱含み】4チェイスダウンは3走前にこのクラスを卒業。マークされながら、しっかりと勝ち切った内容は高く評価していい。京都も1戦2着と不安なし。対抗は1000m戦を続けて使ったことで行きっぷりが良化しそうな7ショウナンカイドウ。芝からダートに移って、スピード不足を補えそうな3スズカファインも侮れない。

【先行有利】いかにも、前が楽をできそうなメンバー構成。この枠番と鞍上ならば、05スーパーライナーの粘りに期待したくなる。まだ本調子とはいかないが、久々だった前走を叩かれての上積みはあるはず。条件適性も決して低くはない。相手は、01イサチルホープと07ショウナンカイドウを上位に評価。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負したい。

【小波乱】ドンボラーレは臨戦過程がいい。スズカファインはダートで前進。しぶといショウナンカイドウが続く。

着順も出ていないが、指数もあまり出ていないメンバーによる混戦。なんでもあり。これは開き直って平均値順評価で◎チェイスダウン。これが人気薄ならば勝負するくらい。平均値でも88ならばなんとかなるはずだが。ここから相手をいかに拾いきるかだけ。

器用な脚があり短距離は堅実な1イサチルホープが主力。ベストの距離なら能力でカバーできる。対抗は12ミヤジマミーで積極策から逆転は十分。