【さらにハード】
タイムフライヤーが力強く抜け出す。デビュー戦は2着に惜敗したが、上りは32秒6、勝ち馬は
札幌2歳S優勝馬。続戦も1000m通過は1分4秒2、緩ペースの上り勝負ゆえ走破タイムは地味ながら、坂コースの阪神で、推定11秒3-10秒8-11秒2(33秒3)で完勝。前走後もCWで6Fをハードに追い、ブレの少ない走りを作り上げてきた。
強敵は
サクステッド。新馬戦は、タートウボウル産駒で1800m?――なんとなく適応力がイメージし辛かったが、蓋を開けてみるとやや重で、いきなり1分48秒5。10秒台のラップを含め、上りは33秒9。地に足の着いたフットワークが実に印象的だった。
アドマイヤキングは、いかにも腰高でまだ幼い。それでも11秒1-11秒2-11秒8というレースラップを好位から抜け出している。派手さはないが、
リュクスポケットは、やや重で初陣を1分47秒7という好記録で新馬を逃げ切った。