【お薦め度C】

8番 プリンセスアスク

　スンナリとハナを切る形がやはりベストであることを示した前走。今回もメンバー的に無理せずハナは叶うでしょう。開幕週の馬場レベルは歓迎出来ますし、前走と同じ千八の距離で、また阪神コースにも実績があります。強力な降級馬がいますが、斤量差のあるハンデ戦ならばチャンスはあるでしょう。

【負けていられない】テオドールは昨夏の函館2000mを、1分59秒9という好タイムで2勝目を挙げた。大型馬だけにいろいろ苦労は多いけれど、鹿野山特別の走破タイムは1分58秒7。皐月賞の週は、やたら時計が速かったのも確かだが、中山の急坂を上がり33秒8が出せれば、目指す道はOP。据え置きの1000万とあれば、57.5キロや遠征云々を理由に負けていられない。

　ウインクルサルーテは、当該コース〔1011〕。ハンデ戦、降級、鞍上には武豊と、買い材料がズラリと揃った。エーティーサンダーも前回はやや重目、ひと絞り、降級で巻き返し。

　6歳だけに番組再編の恩恵はあまりないが、プリモンディアルは好調。サイモンラムセスも根気よく掲示板内に追い込んでくる。

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【順当】長期休養明け後、なかなか前との差が詰まらない3プリモンディアル。ただ、相手も強かったのも事実。今回はハンデ戦ということもあって、1キロ減は嬉しい。ベストの1800mなら大崩れしないだろう。相手は4テオドール。もともと高い素質を買われていた馬だが、前走で完全に本格化した模様。インで競馬しやすい1ウインクルサルーテと続く。

【逃げ粘る】ここもハナを主張しそうな08プリンセスアスク。前走で見せた先行内容は高く評価できるもので、52キロという軽いハンデも大きな魅力である。稽古でいい動きを見せているように、デキも上々。ここから、相手は03プリモンディアルと01ウインクルサルーテの2頭を上位に評価した。◎-○▲の組み合わせから流す3連複・3連単主体で勝負だ。

【小波乱】テオドールは地力上位。このコースが合うサイモンラムセス。プリンセスアスクは先行力がある。

降級組がハンデ高いのは当たり前。ただその2頭も同距離コースを持っているわけじゃない。これならば◎プリモンディアルでいける。相手に高ハンデ○テオドールと▲エーティーサンダー。一発に☆サイモンラムセス。

降級戦で能力上位は明らかな4テオドールが主力。器用な脚があり成長力が見込めるなら好走は必至。対抗は6エーティーサンダーで現級勝ちから善戦は可能。